マイケル・ジャクソンの娘、パリス・ジャクソンがソロ・アーティストとしてデビュー

Photo by Janell Shirtcliff

1998年生まれでモデル、女優として活躍、そしてマイケル・ジャクソンの実娘としても知られるパリス・ジャクソン(Paris Jackson)がソロ・アーティストとしての初のシングル「Let Down」をリリース、ミュージック・ビデオも同時公開した。

プロデュースは米アトランタのインディー・バンド Manchester Orchestraでヴォーカルを担当し、最近では映画『スイス・アーミー・マン』の音楽を手掛けたアンディー・ハルが担当している。

ミュージック・ビデオは、パリスが血の涙を流しているシーンから始まる。ヴィクトリア調のドレスを身にまとい、愛しの相手との舞踏会でのダンス等のシーンを経て最後には彼女の“心が奪われる”という衝撃のシーンで幕が閉じる内容になっている。ビデオはショートフィルムを中心に活動している若手監督Meredith Allowayが担当している。

パリス・ジャクソンは、ガブリエル・グレンとのサイドプロジェクト「The Sunflowers」で活動し、2020年6月にはEPも発表していたが、ソロとしては今回が初のリリースとなる。

パリスはリリースに際しこうコメントしている。

「親しい友人や家族、仕事仲間たちがいつも私を支えてくれて、私自身が一番幸せになれること、つまり音楽を作ることを励ましてくれたことに感謝しています。この曲は、私の心からのソウルを注ぎ込んだ私の赤ちゃんみたいなもので、制作することで多くの希望と癒しを見つけたんです」

今回は米メジャー・レーベルであるRepublic Recordsからデビューすることになったが、レーベル側からクリエイティブ的な自由を与えられたことについてこう語っている。

「これを歌えとか、こんな曲を書け、こういった感じで歌えなど指示されることはなく、創作についての自由をもらっていました。とてもありがたいことでした」

また、11月13日にはデビュー・アルバム『Wilted』を発売することも発表している。


パリス・ジャクソン「Let Down」
2020年10月30日発売

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