コロナで早期退職の募集企業倍増

72社で1万4千人超

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JR東京駅前をマスク姿で通勤する人たち

 東京商工リサーチは30日、20年に早期退職や希望退職を募集した上場企業が29日までの約10カ月間で72社に上り、年間で35件だった19年の2倍を超えたと発表した。募集人数も判明分だけで1万4095人となり、19年の年間を上回った。新型コロナウイルスの影響で業績が悪化し、固定費削減のため人員を減らす企業が目立つ。

 業種別ではアパレル・繊維製品が13社で最も多く、電気機器(10社)、自動車などの輸送用機器(7社)が続いた。外食と小売りがいずれも6社だった。

 担当者は「年齢や社歴に関係なく広く募集するケースも目立つ。来年も高水準で推移するだろう」と指摘した。