神戸阪急 フロア割り刷新へ H2O荒木社長「伸びしろある」

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地上階のフロア改装に乗り出す神戸阪急=神戸市中央区小野柄通8

 阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングの荒木直也社長は30日、昨年から運営する神戸阪急(神戸市中央区、旧そごう神戸店)について、婦人服や服飾雑貨、紳士、子ども、家庭用品など商品別のフロア構成を刷新する考えを示した。

 来年5月に打ち出す新中期経営計画(3カ年)で具体化させる。地下の食品フロアは改装済みで、地上階のファッションや雑貨の売り場が対象になる。

 従来のフロア構成について荒木社長は「顧客ニーズとのずれを痛感してきた」と指摘。「ブランドや商品の入れ替えにとどまらず、顧客の新たな価値観を捉えて編集したい。伸びしろがある」と述べた。神戸の生活文化を意識した店づくりもポイントに挙げた。

 同日発表した9月中間連結決算は、売上高が前年同期比25.5%減の3356億円で、最終損益は前年同期の黒字14億円から101億円の赤字に転落。神戸阪急でコロナ禍によるアパレルブランドなどの退店が重なり、24億円の減損損失を計上した。通期の純損益は07年の会社発足以来で最大となる220億の赤字を見込む。(長尾亮太)

 兵庫県内百貨店の売上高は次の通り。

 神戸阪急=113億7900万円▽西宮阪急=前年同期比30%減の86億3100万円▽川西阪急=26.6%減の53億6千万円▽宝塚阪急=16.7%減の30億1600万円▽三田阪急=36.6%減の4億800万円▽あまがさき阪神=7.4%減の12億9200万円▽阪神・にしのみや=11.2%減の19億円▽阪神・御影=16.3%減の2億900万円