広島カープ、リーグ3連覇からいきなりBクラスに落ちた本当の「理由」

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2016年から18年までセ・リーグ3年連続優勝を誇ったプロ野球、広島東洋カープ。佐々岡真司新監督に代わった今年は10月29日時点で借金8、リーグ5位と低迷している。

「今年は巨人に開幕ダッシュを許し、さらに新監督1年目ということもあって、選手起用にもあやふやさがあった。監督としての経験不足がいきなり露呈してしまった」(プロ野球OB)と采配のまずさを指摘。さりとて、「広島特有ともいうべき、若手が少しずつ頭角を現している。こういった選手たちを来年以降、どう起用するかは見もの」(同)と期待を寄せている。

だが、リーグ3連覇をしながらいきなりBクラスに低迷するのには「別の理由があった」と話すのは事情を知る、さる球界関係者だ。そこはやはり、コロナ禍の影響が大きかったようだ。

「プロ野球はコロナ禍により開幕が6月にずれ込んだが、阪神タイガースや千葉ロッテマリーンズの新型コロナウイルス大量感染などの影響もあり、どの球団も外出・外食については制限をかけています。そのなかで、突出しているが広島でした。現在も本拠地、ビジターを問わず外食は厳禁で、外出なんてもってのほか。ビジターで唯一、許されているのはホテル近くにあるコンビニエンスストアへの買い出しだけで、そこでしこたま酒を買っては部屋飲みの繰り返し。近隣の飲食店でのテイクアウトもNGです。

例年と違うペナントレースにおいて、息抜きの場が奪われてしまったことが低迷する一番の要因ではないかと思います」

もっとも、リーグ優勝が近い巨人はビジターでの外食については人数、利用店舗などを事細かく事前に報告すれば認められている上に「下手に出歩けば、原監督からの厳しい制裁は避けられない」と恐れられている。

厳しい規律で選手たちを守るのか、“永遠の若大将”のようにお目付け役が目を光らせるか。どちらが正しかったかの判断は、勝敗だけでは計れない難しいところだろう。