ガラスハッチは、SUV、ミニバン、ハッチバック、ステーションワゴンなど、バックドアを備える車独特の装備です。後方のスペースが狭い場所で大きなバックドアを開けることなく、荷物を出し入れするときに最適なガラスハッチは、一度使うと病みつきになる便利さ！ 今回は、そんなガラスハッチを備えるモデルを3車種ご紹介します。
悪路も走れて利便性もバツグン！ トヨタ 4代目ランドクルーザープラド
トヨタ 4代目ランドクルーザープラド（150系）は、2009年に販売を開始したSUVです。4代目となった150系プラドは、ランドクルーザーから受け継いだ走破性や信頼性に加え、オンロード／オフロード問わず快適な走行を実現。また、使い勝手を追求し、「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」を備えたSUVとして開発されました。
オフロードの場面では、駆動・制動の制御をスイッチで切り替えできる「マルチテレインセレクト」を装備し、車載カメラの映像から周囲の路面状況を確認できる「マルチテレインモニター」を世界で初めて設定しています。
後ろが狭くてもサッと荷物の出し入れができる
150系ランドクルーザープラドには、バックドアを開けることなく荷物の出し入れを可能とする「バックドアガラスハッチ」を装備しています。後ろに壁がある駐車場など狭い場所でもラゲッジルームの荷物を出し入れすることが可能です。また、リアガラスの範囲も広いため、買い物袋などの手荷物を楽に収納できます。
トヨタ 4代目ランドクルーザープラドの中古車相場
■中古車掲載台数：1223台
■中古車相場：173.8万円～648.8万円（応相談含む）
※中古車掲載台数および相場は、2020年10月28日時点のデータ
アメリカ育ちの本格オフローダー！ トヨタ FJクルーザー
2006年から北米で販売ていたFJクルーザーは、丸型のヘッドライトやレトロなスタイリング、ポップなカラーリングが日本でも話題となり、2010年に急遽日本へ輸入しデリバリーを開始。
目を引くフロントグリルの「TOYOTA」ロゴや角の無いデザイン、さらに、観音開きのサイドドアなどの個性的なスタイリングが特徴です。また、オフロード性能も抜かりがなく、高剛性ボディと四輪駆動システムにより高い悪路走破性も兼ね備えています。
横開きのバックドアと縦開きのガラスハッチ
トヨタ FJクルーザーは、横開きのバックドアと縦開きのガラスハッチを備えています。横開きのバックドアは、狭い空間での開閉が得意ではありません。そこで、縦開きのガラスハッチを備えることで横開きバックドアの苦手分野を補完。狭い場所でも開口部を十分に確保できるガラスハッチにより、ラゲッジルームへのアクセスを容易にしているのです。
トヨタ FJクルーザーの中古車相場
■中古車掲載台数：190台
■中古車相場：180万円～458万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年10月28日時点のデータ
日本のファミリーカーの定番！ 日産 5代目セレナ
2016年にフルモデルチェンジして登場した5代目セレナ（C27型）は、広い室内と運転がしやすい大ヒットミニバン。車に触れることなく開閉可能な「ハンズフリースライドドア」や、バリエーション豊かなシートアレンジを実現する「2列目超ロングスライドシート」を備え、使い勝手の良さがセレナの大きなセールスポイントです。そして、2通りの開き方ができる「デュアルバックドア」と名付けられたバックドアを持っています。
長くて開けられないバックドアの悩みを解決
日産 セレナは、全高が高いことから、バックドア自体の長さがあります。そのため、狭い駐車場でバックドアの開閉ができない場面も少なくありません。「デュアルバックドア」はリアガラス部分だけが開くため、後ろのスペースが限られていてもラゲッジルームへアクセスできます。長さがあるバックドアならではの悩みを解決するガラスハッチは、ちょっとした荷物を載せるときに便利な装備です。
日産 5代目セレナの中古車相場
■中古車掲載台数：2161台
■中古車相場：102.3万円～428万円（応相談含む）
※中古車掲載台数および相場は、2020年10月28日時点のデータ
