【新型コロナ】横浜で1人死亡、29人感染 障害者施設を集団検査

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は31日、感染して入院していた90代女性が亡くなった、と発表した。また、10~80代の男女29人の感染が新たに確認された。このうち2人が中等症で、27人は軽症または無症状。17人の感染経路が不明という。

 市によると、亡くなった市内在住の女性は9月29日に発症。入院時のPCR検査で陽性と判明した。基礎疾患はなく、死因は新型コロナによる肺炎という。

 感染者29人のうち80代女性はクラスター(感染者集団)が発生した特別養護老人ホームの入所者。施設の感染者数は職員1人、入所者13人の計14人となった。

 また、市内の障害者施設を利用している40代男性が感染。施設では既に利用者3人の陽性が確認されており、市は10月30日、約80人を対象に集団検査を実施したという。

 感染経路不明は、市内の私立高校の男子生徒や藤沢署の20代男性巡査長ら。経路が判明している12人のうち、6人は家庭内感染だった。

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