グランピング宿泊施設「グランゾ」オープン 長崎あぐりの丘高原ホテル隣接地

オープンを祝いテープカットする田上市長(中央)ら=長崎市、グランゾ

 長崎あぐりの丘高原ホテル(長崎市四杖町)を運営するメモリード(吉田昌敬社長)が1日、グランピング宿泊施設「グランピングリゾート グランゾ」を同ホテル隣接地にオープンする。10月31日に現地で記念式典があり、約70人が新施設の誕生を祝った。
 快適な環境で自然やキャンプ気分を楽しめるグランピング。新型コロナ禍で宿泊業界が打撃を受ける中、同社は「3密」を避けられる宿泊スタイルであるグランピングに着目し、今夏から整備を進めてきた。
 「グランゾ」は6棟のドーム形テントで構成。内装は西海岸、北欧、アジアンの計3種類があり、いずれも冷暖房を完備している。夕食はバーベキューを楽しめ、「高原ホテル」内の温泉も利用可能。緑豊かな敷地からは海を望める。
 式典に出席した田上富久市長は「長崎の自然は観光の魅力。気付いていない資源があることを改めて思い出させてくれる」とあいさつ。関係者らとテープカットで祝った。
 吉田社長は取材に「(施設からは)海や島が見え、夕焼けも星もきれい。自然が楽しめて居心地がいいという点をアピールしたい」と話した。

ゆったりとした施設の内観

 


© 株式会社長崎新聞社