レッドブル代表「予選3番手を獲得できたのはメカニックたちのおかげ」通常15分の修理を8分で完了【F1第13戦】

 2020年F1エミリア・ロマーニャGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは6番手だった。Q2でフェルスタッペン車にトラブルが発生したが、メカニックたちの素早い作業によりフェルスタッペンは無事にQ2を通過することができた。レッドブルは「メカニックたちは通常15分かかる作業を8分でやり終えた」と述べている。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシングチーム代表クリスチャン・ホーナー
 今日マックスが3番グリッドを確保できたのは、メカニックたちの信じられないようなチームワークのおかげだ。彼らは33号車の電気系の問題を記録的な時間で修理してくれた。

 マックスはQ2の時間内にコースに復帰することができ、1周のラップタイムを記録できた。だがもちろんこのことはQ3への準備に影響した。3番手は今日最大限の結果であり、ミディアムコンパウンドで予選Q2のタイムを出したことにより、明日のレースでいくつか選択肢を得られるだろう。

 アレックスは、トラックリミット違反で何回かラップタイムを取り消された。しかしQ3最後のラップを決めなければならない状況のなかで、堅実な仕事をし、6番手タイムを出してグリッド3列目を確保した。Q2でのベストタイムをソフトタイヤでマークしたため、アレックスはマックスとは異なるタイヤで決勝をスタートする。我々は2台で別の戦略を採ることになるので、それがアドバンテージにつながることに期待しよう。

2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

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