【聞かせて】 No.684「西村 健一さん・山口銀行常務執行役員山口支店長兼県庁内支店長」

 6月25日付で、山口フィナンシャルグループ執行役員から山口銀行常務執行役員山口支店長兼県庁内支店長に就任。「行政や商工会議所とも協力しながら県央地域の発展に貢献したい」と語る。

 バブル最盛期に関東の大学を卒業し、「東京で就職」という周囲の流れとは別に、「生まれ育った地元を元気にしたい」思いで山口銀行に入行。20代後半に1年間山口県庁に出向し、「多くを任せてもらい、自分で考えることを学んだことはその後の業務にも役立った」と振り返る。

 日本マイクロソフトと連携し、相談から契約までのオンライン化も10月14日に始めた同行。今後について「融資や資金運用に加え、情報通信技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)のサポートなど、幅広い相談に応じ、企業の成長を支援できれば」と話す。

 

【プロフィル】1967年防府市生まれの53歳。防府高、横浜国立大卒業後、1989年に山口銀行入行。岩国南支店長、福山支店長、山口フィナンシャルグループ執行役員などを歴任。高校時代はロックバンドを組み、エレキギターを演奏していた。座右の銘は「我以外皆我師」。

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