「小田原鉄道史」をお披露目 小中学校などに寄贈

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「小田原鉄道史」のお披露目式

 観光振興や地域活性化へ小田原周辺の鉄道史の紹介活動などをしている小田原鉄道歴史研究会は1日、おだわら市民交流センターUMECO(小田原市栄町)で2年間かけてまとめた「小田原鉄道史」のお披露目式を行った。小室刀時朗会長は「小田原には18駅あり、新幹線発祥の地でもある。鉄道の歴史研究を通じ鉄道の町・小田原をアピールしたい」とあいさつした。

 書籍は県西部の鉄道の歴史を網羅するもので、2010年に同会が発行した「小田原の鉄道小史」にその後の調査結果などを大幅に加えたもの。A4判カラー96ページで、小田原駅に乗り入れる鉄道5社をはじめ、明治期の鉄道馬車、人が車両を押した豆相人車鉄道、各地の砂利運搬線などを紹介している。

 一般販売の予定はなく、県西部2市8町の公立小中学校や図書館などに寄贈する。同会の担当者は「図書室などで見てほしい。本の内容をもとに小中学生向けの授業などもやってみたい」と話している。