窪田正孝「エール」クランクアップ!「すてきな出会いをいただき、今後の財産になりました」

窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜午前8:00ほか)がクランクアップを迎え、窪田が「主人公・裕一の人生を駆け抜けました!」と“完走”を報告した。

ドラマは、全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」や、「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」などを手掛けた昭和の音楽史を代表する福島県出身の作曲家・古関裕而氏と妻で歌手の金子(きんこ)氏をモデルに、主人公の古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)が二人三脚でヒット曲を生み出すストーリー。

昨年9月からスタートした撮影は、新型コロナウイルスの影響により、撮影開始時には予想もできなかった2カ月半にも及ぶ撮影休止期間を乗り越え、クランクアップ。およそ13カ月にわたり主人公・裕一を演じきった窪田は「昨年の9月に撮影を始めて、学生服を着て撮影していたのが、昨日のことのように思えてなりません。まだ、終わった気がしないのですが、これから寂しさが来るのかな。1年間、朝ドラの主人公を演じたことでふみちゃんをはじめとする共演者、スタッフの皆さんとのすてきな出会いをいただき、今後の財産になりました!」と心境を語った。

そして、「まだまだ『エール』には、ご覧いただきたい素晴らしいシーンがたくさん出てきますので、最後まで『エール』をよろしくお願いします」と放送が続く作品をアピールした。

制作統括の土屋勝裕氏は「窪田正孝さん、13カ月の長期の撮影を、座長としてスタッフ・キャストを引っ張ってきてくださって、本当にありがとうございました!」と主演の窪田をねぎらい、「通常の撮影でも大変なのに、コロナ禍で撮影が中断、途中再放送でしのぐことになるという前代未聞の状況を乗り越えることができたのは、窪田正孝さんをはじめとするキャストの皆さんの熱意、そして『エール』に“エール”をおくってくださった視聴者の皆さんのご支援のおかげです。心より感謝申し上げます」とあらためて謝意を表した。

続けて「コロナ禍でさまざまな困難に多くの方が直面している今ですが、互いに“エール”を送り合って支え合いながら乗り越えていけることを願っています。ドラマは、最後のクライマックスに向けまだまだ波瀾(はらん)万丈です。裕一と音、そして仲間たちの行く末を最後まで見守っていただければ幸いです」と語っている。

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