美しい重慶の「母城」渝中区の魅力が西安で輝く

AsiaNet 86378 (2007)

【重慶(中国)2020年10月30日新華社=共同通信JBN】中国西部、重慶市の「母城」である渝中区は10月29日に文化観光振興イベントを開催し、古代中国王朝の都、西安で自身を紹介した。重慶と渝中が共催したイベントには、文化観光企業の代表、渝中と西安双方の専門家ら100人以上が参加した。彼らは文化観光産業の開発をめぐり綿密に意見を交換し、協力計画を共有した。

イベントで両市の文化観光当局は戦略協力協定に調印した。双方は文化観光開発の規模を拡大して協力メカニズムを確立し、相互利益とウインウイン開発を実現して高品質の開発を追求する。同時に、両市の多数の文化観光企業が戦略協力協定に調印し、旅客の流れ、サービス向上、ビジネス交流、人材育成などを相互に促進することによって、交流と協力を強化することになった。

渝中区の文化観光産業には、中心的位置、「母城」文化、観光資源、産業クラスター、支援政策という5つの大きな利点がある。渝中に投資する文化観光企業は、経済的発展の見返り、文化産業への特別資金援助、文化観光活動の助成などの優遇策を享受できる。初めて4つ星、5つ星に評価されたホテルは、それぞれ100万元、500万元が授与される。

重慶の母城である渝中区には、由緒あるJiangzhou City、重慶大厦、解放碑がある。そして、Bayu文化、移民文化、紅岩精神など深い文化鉱脈を生み、重慶のルーツと資源を育てた。山と川のエッセンス、にぎわうナイトライフを擁する渝中は、歴史的および現代的な魅力で輝いている。

長江と嘉陵江の合流地点にある渝中には、超高層ビルの森、川のクルーズ船、曲がりくねった山腹の歩道、頭上の高架鉄道があり、山や川、市街地が互いに対照を成している。そびえ立つ解放碑は重慶市民の精神的なとりでであり、にぎやかな商店街の歩行者専用道では歴史の記憶が見てとれ、十八梯の伝統的な景観地区は重慶の昔の生活を垣間見せる。

重慶の各国総領事館は全て渝中にある。重慶自由貿易試験区、中国-シンガポール(重慶)戦略接続実証プロジェクト、その他の開放の利点が渝中の開放性に加えられている。渝中は開放開発のペースを速め、現代サービス産業をリードするエリア、歴史・文化都市展示エリア、中西部国際通信センターのウインドーエリア、美しい市街展示エリアを積極的に構築し、地元住民を楽しませ、より多くのビジターを魅了する。

詳細はhttp://whlyw.cq.gov.cn/ を参照。

ソース:Chongqing Yuzhong District Culture and Tourism Development Committee