元バルサ監督セティエン、苦悩したメッシの扱いに言及「難しかった…」

前バルセロナ監督キケ・セティエン氏は、リオネル・メッシの管理は難しかったと回顧した。

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セティエン氏は1月にエルネスト・バルベルデの後任としてバルサ監督に就任。しかし、宿敵レアル・マドリードやUEFAチャンピオンズリーグやバイエルン・ミュンヘンに屈辱的な敗戦を喫し、シーズン終了後に解任となった。スペイン紙『エル・パイス』でビセンテ・デル・ボスケと対談したセティエン氏は、メッシのマネジメントに苦労したと語っている。

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「メッシは歴代最高の選手だ。他にも偉大な選手はいたが、長年に渡り継続してここまで活躍してきた人物はいない。ただ彼を管理するのは難しい。誰が彼を変えられると言うんだ?彼らは何年もメッシを受け入れてきたじゃないか。選手以外の面があって、管理するのはとても困難だった。マイケル・ジョーダンのドキュメンタリー『ラストダンス』で見られた、多くのアスリートに内在するもので、予想外のものなんだ。彼はとても無口だが、彼に望むものを見せてくれる。多くは語らないんだ」。

セティエン氏がメッシ管理の苦悩を語る

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