「第71回NHK紅白歌合戦」総合司会・内村光良、紅組・二階堂ふみ、白組・大泉洋が決定!

12月31日にNHKで放送される「第71回NHK紅白歌合戦」(午後7:30)の司会者が決定。総合司会をウッチャンナンチャンの内村光良、桑子真帆アナウンサーが務め、紅組司会を二階堂ふみ、白組司会を大泉洋が担当。二階堂、大泉は初の紅白司会、内村は4年連続での総合司会となる。併せて、番組初となる無観客での放送となることも発表された。

二階堂は、現在放送中のNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜午前8:00ほか)で、ヒロインとして主人公・古山裕一(窪田正孝)の妻・音役を好演。また、大泉は同局の音楽番組「SONGS」でのホスト役などが評価され、今回の起用となった。

「第71回NHK紅白歌合戦」の実施本部長で、NHK制作局・第5制作ユニット「音楽・芸能」ジャンル長の二谷裕真氏は、司会発表にあたり「2020年という年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される特別な年……のはずでした。しかし、世界中に新型コロナウイルスの感染が拡大し、たくさんのイベントが中止、延期を余儀なくされオリンピック・パラリンピックも延期となりました。今もなお続く脅威の中、人々は懸命にこの苦境を乗り越えようとしています。『今こそ歌おう、みんなでエール』、私たちは、そんな年に放送する『第71回紅白歌合戦』にふさわしいテーマを選び、そしてそのテーマをリードしてくれる方々に司会をお願いすることにしました」とコメント。

そして「内村光良さんの総合司会は、4年連続になりました。ここまでの実績はもちろんですが、8月に放送した『ライブ・エール』でも司会をお願いし、コロナで苦しむ世情に大きなエールを送ってくださいました。歌手の方々や歌を大切に紹介するだけでなく、自らもピアノ演奏で懸命な姿を見せてくださり、多くの視聴者に感動を与えました。『紅白』では、全国の皆さんに今年一番大きなエールを送りたいと願っています。そのために最もふさわしい総合司会が内村さんだと確信しています」と4度目となる内村に信頼を寄せ、「桑子真帆アナウンサーが、内村さんと共に総合司会として進行を務めます。内村さんとは『紅白』で3度目、8月の『ライブ・エール』でもご一緒して、コンビネーションはバッチリです」とアピールする。

二階堂については「連続テレビ小説『エール』のヒロインとしてお茶の間の皆さんに愛され、今年最も注目を浴びた女優のお一人です。そのほかにも数多くの映画・ドラマ・CMなどに出演されていますが、文筆活動や写真家としても活動され、多彩な才能を発揮されています。加えて『エール』では素晴らしい歌唱力も見せていらっしゃいます。紅組のリーダーとしてヒロイン・音さながらの力強いエールを送ってくださることと思います」と期待する。

さらに、大泉のついては「今や人気、実力ともに日本を代表する俳優の大泉洋さんです。『紅白』では初めての司会ですが、巧みな話術に、抜群のユーモアセンスは、皆さんもご承知の通り。毎週土曜、総合テレビで放送中の音楽番組『SONGS』では“責任者”という役柄のホストをお任せしていますので、『紅白』では、白組の“責任者”のつもりでいただけたら、白組にとって最強の“エール”となるでしょう」と語る。

また、無観客での放送となるが「いろいろな意味で初めてのスタイルの『紅白』になるかもしれません。こんな年だからこそ、歌の力が必要です、そして、こんな年だからこそ、『紅白』が必要なんだと言ってもらいたい、私たち制作陣の思いは、内村光良さん、二階堂ふみさん、大泉洋さん、そして桑子真帆アナウンサーの4人の司会陣が番組を通して伝えていただけると信じています。どうぞご期待ください」と熱い思いを伝えている。

© 株式会社東京ニュース通信社