【バレーボール】相手の猛攻に苦しみ、無念のストレート負け/秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦代替大会 vs国士館大学

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全勝での代替大会優勝を目指す慶大は、ここまで失セット0と安定した戦いぶりをみせる国士館大学と相見えた。序盤から相手の固い守備を崩せず、相手のペースで試合を進められてしまう。第1セット終盤、デュースに持ち込むなど互角の戦いを繰り広げるも、最後は力負け。ストレートでの敗戦となった。

2020年11月1日(日)

秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦代替大会

慶大×国士館大

@国士館大学町田キャンパス

慶大	セット	国士館大
26	1	28
23	2	25
22	3	25
ポジション	背番号	名前(学部学年・出身校)
S	26	谷舜介(環3・徳島城東)
WS	23	小出捺暉(環3・駿台学園)
MB	9	降小雨(商2・慶應)
OP	2	松本喜輝(環1・九州産業)
WS	5	宮川郁真(総3・松本県ヶ丘)
MB	19	樫村大仁(環4・茨城高専)
Li	7	永田将吾(総3・高松)
途中出場	15	加藤靖丈(商3・慶應)
6	島田航希(経1・慶應)
12	清水柊吾(総4・広島城北)

全勝優勝へ。ついに始まった第1セット。序盤は相手のライトを中心とした攻撃に翻弄され、8-15と大きくリードを許してしまう。タイムアウト明け、立て直したい慶大は松本喜輝(環1・九州産業)のサーブで相手を崩すと、上手く攻撃を組み立て連続ブレイクといつもの慶大のスタイルで得点を重ねる。リードを許したまま迎えた終盤、相手のミスに加えて降小雨(商2・慶應)のサービスエースで24-23と逆転。しかし、相手も粘りをみせ、デュースに持ち込まれると、最後は松本の渾身のスパイクがアウトとなり、26-28とこのセットを取り逃してしまう。

初戦からコートに立ち続けるOH小出

切り替えて臨みたい第2セット。スタートからサイドアウトの続く展開の中、先に突き放したのは国士館大だった。中盤に14-17と苦しい展開に。宮川郁真(総3・松本県ヶ丘)に代わりコートに入った島田航希(経1・慶應)が安定したサーブレシーブを中心に立て直しを図るも、相手の高い守備力の前に攻撃が通らず、ペースを掴めないまま23-25と連続でセットを落としてしまう。

慶大の守備を固めるLi永田

追いつめられた第3セット。スタートから島田や松本が果敢に攻め込も、相手ブロックが立ちはだかり得点に繋げることができない。試合を通して苦しめられたライトからのブロードを含むブロックの隙を突く相手の攻撃の前に体勢を立て直せず、慶大は22-25とこのセットも落とし、悔しいストレート負けを喫した。

チーム一丸となって勝利を目指す

これまでの結果からグループ2位となり、亜細亜大学との順位決定戦に臨むことになった。新チームとなって初めての敗戦となった慶大。試合後、選手たちは悔しさに顔をゆがめた。ここまでケガの影響で戦列を離れている吉田祝太郎主将は順位決定戦に向けて勝利への執念を語った。思いが力となり、コートで躍動する選手たちの姿に期待したい。

(記事・写真:持丸嘉昭)

以下、コメント

宗雲健司監督

――今日の試合を振り返って

負けたことは結果なのでしょうがないです。国士舘さんの方が勝ちに値するバレーをしていたので、うちの選手たちの悪い所というよりも、相手の方が自分たちのスタイル、守備もしっかりして、ミドルを中心に攻撃の引き出しも多くて、うちのブロック陣が翻弄されてた、そういうことですよね。

――試合中に守備の変更など

もちろんしました。うちの悪い癖で、ミーティングで相手に対するディフェンスを選手、スタッフともに完璧にできると思っているので、一本目でそれがうまくいかないと、みんな青ざめてしまう。ブレイクなんて5回に1回くらいしかできないからと、この間から話しているんですけど、やっぱり引きずっちゃっていて。ブロックに関しては、ほとんど打数のないバックアタックにはっていたので、それは指示しました。

――攻撃について

松本がある意味初めてブロックらしいブロックがあるチームと戦って、最初クロスにはられてたので調子が出なくて、ミドル陣も最初はパスが返らなかったので苦しかったですね。本来のミドルの打数増やして、松本にというパターンができなかったのでね。

――次戦にむけて

ご褒美もない大会で、お互いにシンプルに勝負事にこだわってやれていたので、来週も設定された試合をしっかり勝つことを意識して、やってもらいたいです。

吉田祝太郎主将(政4・慶應)

――今日の試合を振り返って

最近練習から上手くいってないことが多くて、中に入っている子たちも不安が残っているなかでやってて、そこで国士舘のいいサーブとかスパイクとか、声もすごい出ていたと思うんですけど、心の隙を疲れてしまって、思い通りにプレーできなくて、気持ちで負けたっていう表現が正しいか分からないですけど、そうかなと思います。

――守備について

対策の時と実戦の時で相手のやってくることは全く一緒だったんですけど、それに対して、うちが対応できなかった、いつもだったらこっちが対応したら、相手が変えてきて、その対応をするという感じなんですけど、今日はその第一段階の対応ができなくて、ずっと同じことをされて、負けてしまった。ひたすら最初のミーティングで話した対策をコートに伝えて、相手のクイックをつぶそうと声を掛けてました。

――攻撃について

こっちの攻撃は、100%で出来ていないっていうのがあります。まず一本目も精度良くなかったし、舜介のトスも両サイド合ってなくて、思い切り打ててないし、思い切り打てても、向こうに拾われたり、こっちのクオリティが低かったってことだと思います。

――次戦にむけて

出来れば僕もコートかベンチに入って、チームの勝ちに繋げたい、チームを良くしたいと思うので、僕がコートのなかに行って、それを表現するのが、本人たちも感じやすいし、分かってくれると思うので、一本に対する必死さというか、執念みたいなものを伝えられたらと思います。まぁ勝ちたいってことです。

小出捺暉(環3・駿台学園)

――今日の試合を振り返って

自分達が思い通りに出来てなかったかなっていうのが正直あって、対相手っていう場面で、対応力、守備の面でも、攻撃の面でも、相手に対応していって最終的に勝つっていうのが理想だと思うんですけど、それが出来なかったなと思います。

――守備の面について

序盤結構いい場面とかもあって、上手くいけばタッチ取れたりっていう場面があったんですが、終盤になるにつれて、原因は分からないんですけど、ブロードが止まらなくなってから、少しずつズレていったのかなと思います。そこをブロックは割といいと思うので、レシーブ面でカバーしていけるような技術だったりとか、コミュニケーション取って、どっち飛んでもらって、どっち抜かして拾うとか、そういった場面まで、試合中にチームのなかで共通認識持ってやれればいいのかなと思います。

――攻撃について

思い通りにいってないっていうのは、さっきも言った通りあるので、体育館とかも違うので、トス上げたりも難しいですし、入り方とかで相手が見えないという状況も僕個人としてあって、そういった時にしっかりとトスが悪かった時でもカバーして上がれられるような練習をしていきたいと思います。

――次戦に向けて

強い気持ちを持って、今まで以上に勝つ気持ちでいかないと結果というものはついてこないと思いますし、この試合が次に繋がる訳ではないんですけど、これからの成長の段階としても、しっかりとやり切らないと、その結果というのは意味のないものになってしまうので、みんなで勝ち切って、自分たちの現在地を知れるように頑張りたいと思います。