九州高校野球第3日準々決勝 大崎VS延岡学園 雨で順延

 第147回九州地区高校野球大会第3日は2日、長崎市の県営ビッグNスタジアムと諫早市第1野球場で大崎-延岡学園(宮崎)など準々決勝4試合が予定されていたが、降雨順延となった。日程を1日ずつ繰り下げ、3日に両会場で準々決勝、4日の休養日を挟んで5、6日にビッグNで準決勝、決勝が行われる。
 準々決勝の対戦カードは、ビッグNの第1試合が大崎-延岡学園、第2試合が福岡大大濠-具志川商(沖縄)、諫早の第1試合が明豊(大分)-神村学園(鹿児島)、第2試合が宮崎商-東明館(佐賀)。試合開始予定は両会場とも第1試合が午前10時、第2試合が午後0時半となっている。
 いずれもスタンドへの入場は控え部員や保護者、OBや後援会員ら各チームが作成したリストに記載がある人に限り、一般の人は入れない。
 来春の選抜大会出場校(九州4枠)の選考資料となる大会で4強以上に入れば有力となる。2年連続長崎第1代表の大崎は1回戦で開新(熊本)に9-2の八回コールドで快勝。春夏通じて初の甲子園に迫っている。相手の延岡学園は1回戦で沖縄尚学を6-5の延長十二回サヨナラで下してきた。
 また、長崎市総合運動公園かきどまり野球場で開催中の第56回九州地区高校軟式野球大会も2日に予定していた準決勝を3日に順延。県勢は五島南・長崎玉成が第2試合(12時30分)で鹿児島実と対戦する。決勝の予定は変わらず、4日午前10時から行われる。

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