産卵迎えたサケ、故郷の河川「遡上中」 京都・由良川で今季初捕獲

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由良川支流の牧川で捕獲されたサケ(京都府福知山市上天津)

 産卵期を迎えたサケが、京都府北部各地の河川を遡上(そじょう)している。大海で大きく成長して故郷に帰ってきたサケがさかのぼる姿を住民らが見守っている。

 福知山市上天津の由良川支流の牧川では、サケが今シーズン初めて捕獲された。

 由良川にサケを放流している「由良川サケ環境保全事業実行委員会」が10月25日に捕獲網を設置。27日、体長約60センチの雄2匹がかかっているのを確認した。

 同委員会の佐々木幹夫会長(71)は「よく帰ってきてくれた。古里の川に帰ってこい、という思いを今年もつないでいきたい」と喜んだ。

 網は11月30日まで設置する。捕獲したサケから採った卵を市民や団体に配布して育ててもらい、来年3月に稚魚を放流する。