全国高校ラグビー長崎県大会 4強 長崎北陽台×長崎北 長崎南山×海星

【準々決勝、島原工―長崎北】ノーサイド間際、長崎北のプロップ森武が決勝トライを決める=長崎市総合運動公園かきどまり運動広場

 ラグビーの第100回全国高校大会長崎県大会第3日は3日、長崎市総合運動公園かきどまり運動広場で準々決勝4試合が行われ、長崎北陽台、長崎北、長崎南山、海星のシード4校が準決勝に進んだ。
 この日一番の好勝負となった島原工-長崎北は、島原工が前半2分、ターンオーバーからSH岡田のトライ(ゴール)で先制。長崎北も8分にFW戦からラックサイドを突いてトライ(ゴール)を返すなど、終盤まで一進一退の攻防が続いた。最後は24-24のノーサイド間際、長崎北が相手ゴール前で得たペナルティーから速攻を仕掛け、プロップ森武が決勝トライ(ゴール)を奪った。
 諫早農-海星は、諫早農が序盤から健闘。前半8分、右へ大きく展開してWTB坂本が先制トライを決めた。海星は20分すぎから反撃。FB諸山の個人技、FW戦などで3トライ(3ゴール)を重ねて21-5で折り返した。後半は海星がバックスを中心に5トライ(3ゴール)を追加。粘る諫早農を52-19で振り切った。
 長崎北陽台は佐世保南・佐世保北・佐世保実から24トライ(21ゴール)、長崎南山も大村工から13トライ(7ゴール)を奪う猛攻。それぞれ相手をノートライに抑えた。
 第4日は8日、同運動広場で長崎北陽台-長崎北(11時)、長崎南山-海星(12時20分)の準決勝2試合を実施する。


© 株式会社長崎新聞社