開催危ぶまれた2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤー、“10ベストカー”発表

 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は11月4日、『2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー』最終選考会に進む上位10台の“10ベストカー”が選出されたと発表。同日、選出された車種が明らかにされた。

 日本カー・オブ・ザ・イヤーはその年度を代表する“イヤーカー”を選出するアワードで1980年に創設。選考対象となるのは、前年の11月1日から10月31日までに日本国内で発表または発売された乗用車だ。

 40回目の節目となった昨年度2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤーでは『トヨタRAV4』がイヤーカーに選出されている。

 第41回を迎える2020-2021年度は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、一時はイヤーカーの選出自体が危ぶまれたものの、各種イベントの開催方法や開催場所、開催概要を見直すことで実施に至った。

 10月30日に今年度のノミネート車33台を発表した実行委員会は4日、この中から最終選考会へと進む上位10台を明らかにした。今後、11月25~27日に60名を上限とする自動車評論家やジャーナリスト、有識者からなる選考委員による最終選考投票が行われ、10ベストカーの中から2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定することになる。イヤーカーと部門賞の発表日は12月7日(月)だ。

 本年度の10ベストカーは以下のとおり。

■2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー

スバル・レヴォーグ
トヨタ・ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス
ニッサン・キックス
ホンダ・フィット
マツダMX-30
アウディe-トロン・スポーツバック
BMW 2シリーズ グランクーペ
BMWアルピナB3
ランドローバー・ディフェンダー
プジョー208/e-208
(順不同)

11月4日に発表された『2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー』10ベストカー

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