【新型コロナ】横浜の新規感染25人 障害者グループホームでクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は4日、10歳未満~80代の男女25人の感染が新たに確認されたと発表した。うち80代男性が中等症で、24人は軽症または無症状。8人の感染経路が不明という。

 市によると、市内の障害者グループホームの20~80代の職員6人が感染。既に入所者2人の感染が確認されており、市はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。

 市内の病院では、入院患者の70代男性や看護師ら計4人が陽性と判明。市は、院内での感染の広がりなどを調査している。

 クラスターが起きた小規模多機能型居宅介護施設では、40代女性看護師が新たに感染し、施設の陽性者数は計8人に。市内の障害者通所施設でも60代女性職員の感染が判明し、陽性者数は計22人となった。

 経路不明者のうち市立小学校の女子児童は10月26日に発症、30日まで登校していた。市は11月4日、担任や同じクラスの児童を対象に、集団検査を実施したという。

 感染経路が判明している17人のうち3人は、家庭内感染だった。

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