学校問題解決へ 「スクールロイヤー」に上西弁護士 藤沢

 藤沢市教育委員会は、いじめなど学校現場で起こるさまざまな問題の解決へ向け、法的な観点から助言する「スクールロイヤー」に弁護士の上西宏明氏(33)を採用した。

 任期は11月1日から1年間(更新あり)で、週5日、同市教委教育指導課に常駐する。学校現場の課題解決のための指導や助言、教職員のコンプライアンス意識向上のための研修などを担当する。同市教委は今年4月1日時点で弁護士として2年以上実務経験のある人を対象に募集していた。

 同市教委によると、県内では茅ケ崎、厚木の両市がスクールロイヤーを導入しているという。岩本将宏教育長は「スクールロイヤーを配置することで、問題の未然防止、早期発見・対応を図る」としている。

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