「GoTo」東京追加　長崎県10月宿泊、前月比10ポイント改善　九経調

　九州経済調査協会（九経調、福岡市）は4日、10月の宿泊施設の稼働状況を示す指数を発表し、本県は59.5だった。前年同期比で6.0ポイント減、9月比では10.2ポイント改善した。
　九州は42.9、全国は41.3で、ともに前年同期比はマイナスだが9月比では上昇した。政府の観光支援事業「Go To トラベル」で10月から東京発着の旅行が加わった影響とみられる。岩手など6県で前年同期を上回った。九州7県では、指数が高い順に本県、佐賀57.2、宮崎51.1などで、最低は福岡の29.8。
　宿泊稼働指数は、宿泊予約サイトの空室データを基に過去1年間で最も稼働状況が良い日を100として独自に算出している。