【テニス】シングルス、ダブルスのベスト8が揃う!/関東学生テニストーナメント大会 本戦5日目

新型コロナウイルス感染症の影響を受け延期となっていた関東学生テニストーナメント(通称:春関)。慶大からは学年問わず数多くの選手が出場。本戦5日目の今試合では、男子ダブルスの川島颯(総4・名古屋)・佐々木健吾(環2・高松北)ペア、女子シングルスの今田穂(環2・啓明学院)、末野聡子(総3・芦屋学園)の2名、女子ダブルスの望月奈々子(環4・白鵬女子)・大村千乃(総4・九州文化学園)ペアが勝利し準々決勝進出を決めた。

堂々としたプレーを見せる1年・大川

2020年度関東学生テニストーナメント大会

2020年11月5日

@大宮けんぽグラウンド

男子シングルス4R

●    藤原智也	0 {1-6、1-6} 2	  中川舜祐 (法大)
●    佐々木健吾	0 {3-6、1-6} 2	  橋川泰典 (日大)

長い手足を活かしたプレーを見せる成

昨年の同大会にてダブルスのベスト8に進出した成耀韓(総2・埼玉栄)。今年はシングルス、ダブルス共に昨年以上の成績が望まれたが、シングルス4Rではミスショットが目立ち悔しい敗戦を喫する。序盤から苦しい展開が続いた今試合の成は、第一セットを2-6で落とす。中盤では持ち味の力強いショットを見せ反撃を試みるも、終盤に相手の緩急をつけたストロークに翻弄され逆転勝利とはならなかった。

男子シングルスは全員が敗れる波乱の展開となったが、この悔しさを日本インカレにぶつけてもらいたい。

男子ダブルス3R

●    成・小清水	0 {2-6、5-7} 2	  田中・賀川(法大)
●    吉本・今鷹	1 {6-7、6-2、10-8} 2	  佐野・高清水(法大)

4年・吉本が1年・今鷹を引っ張る

吉本優太(商4・成蹊)・今鷹洸太(商1・慶應)ペアは法大との一戦に臨んだ。第1セット序盤は、お互いにキープし合う。第3ゲームをミスで落とすと流れは法大ペアへ傾き、ブレイクを許す。しかし、そこから吉村・今鷹も粘りを見せたが、最後は競り負け、6-7で第1セットを落とす。迎えた第2セット。吉本・今鷹は相手の強烈なリターンエースでポイントを奪うなど流れを掴み、ブレイクに成功。その勢いのまま第2セットを獲得し、勝負はタイブレークへ。しかし、ここで吉本・今鷹ペアはミスを連発してしまい、もったいない形で敗戦を喫した。

女子シングルス4R

 〇 末野聡子	2 {7-6、6-4} 0	  千村もも花(筑波大)
 ●  永田杏里	0 {2-6、3-6} 2	  神鳥舞(早大)

復活が期待される永田

永田杏里(環2・南山)はつい先日行われた早慶対抗庭球試合で勝利した神島舞(スポ1・早稲田実業)との再戦を迎えた。試合は序盤から永田が苦しい展開となる。ラリーをなかなか勝ち切れず相手にブレイクを許してしまい、なかなか立て直すことができずに第1セットを落としてしまう。続く第2セットで立て直しを見せたい永田は強烈なサービスエースでポイントを重ねていく。しかし、相手の粘りのプレーの前に最後まで流れをつかむことができず、第2セットを3―6で落とし、ストレート負けを喫した。

女子ダブルス3R

 ● 堤・末野	1 {6-4、4-6、4-10} 2	  吉田・岡垣(明大)
 ● 今田・大川	0 {6-7、2-6} 2	  石川・神鳥(早大)

2年生の今田と1年生の大川美佐(環1・法政二)という下級生コンビでライバル・早大に臨んだ今試合は、序盤から大川のサーブが冴え終始リードを保ち試合が進む。しかし、第一セット終盤で相手の粘りに負け逆転を許しこのセットを落とすと、第二セットはその勢いのまま押し切られ敗戦。

女子ダブルスは昨年の日本インカレ準優勝コンビの望月・大村ペアのみが準々決勝に進出する。苦しい戦いが続いている慶大だが、明日以降の試合では逆境を跳ねのけ一つでも上の順位に行ってもらいたい。

(記事・写真:堀内大生、菊池輝)

次戦

11月6日(金)

男子ダブルス準々決勝 川島・佐々木(慶大)vs古藤・権藤(亜大)

女子ダブルス準々決勝 望月・大村(慶大)vs石川・神鳥(早大)

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