A.L.I.とPWJ、ドローンによる医療課題解決に向けたアライアンス開始 

ARROWS活動の様子

株式会社A.L.I. Technologies(以下:A.L.I.)は、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(以下:PWJ)と、災害支援・医療支援プロジェクト「ARROWS」との連携も含むアライアンスを結び、大規模災害時におけるUAVを活用した医療・レスキュー支援や物資の輸送サービスなどの検討を開始した。

A.L.I.は、現在までに様々なシチュエーションにおける PoC(コンセプト実証)により社会的意義と実際に求められる機材・システムの相互関係の最適化を行っており、特に、大規模災害時や医療過疎地での医療課題解決などにおけるUAVの活用領域は極めて高いものと考えているという。

そこで、PWJとのアライアンス、及び災害支援・医療支援プロジェクト「ARROWS」との連携により、大規模災害時の医療、物資配布課題や医療過疎地における課題解決の一助を担うべく、同社のUAS(ドローンシステム)を活用したソリューションの運用に向けてプロジェクトに着手する。

同プロジェクトにおいては、A.L.I.が開発したUAV運行管理システム C.O.S.M.O.S(コスモス)の活用を主な内容としており、ドローンによるソリューションを、より安全に確実に運行することが可能になる。今年度は、三次元地図と飛行経路の実装や運用方法の検討、試験を順次進めるとしている。

  • UAVの位置情報・飛行軌跡の可視化
  • 経路の自動生成・登録・管制機能
  • UAVの飛行時間・安全管理責任者の情報
  • 三次元地図・天気/災害情報のリアルタイム可視化(最終調整中)

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