沖縄県が旧日本軍32軍壕の資料収集へ 玉城知事「証言や手記の提供を」 戦没者の実態、解析に乗り出す

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定例会見に臨んだ玉城デニー知事=6日午前、沖縄県庁

 沖縄県の玉城デニー知事は6日の記者会見で、首里城地下の旧日本軍第32軍司令部壕(那覇市)の関連資料収集事業を本年度に実施すると発表した。21年度以降は集めた資料をリスト化するなど、32軍壕での戦没者の実態などについて、史実面からの解析に乗り出す。
 すでに県公文書館で保有している数十万ページの関連資料の整理に加え、県内外の博物館や図書館、資料館などからも新たに収集する。戦争体験者や地域住民の証言なども集める。
 県公文書館を指定管理する県文化振興会が業務を受託した。
 玉城知事は「これまで確認していない資料を網羅的に収集したい。県民に、壕に関する証言や個人の手記、日記などの提供を広く呼びかけたい」と協力を求めた。