【新旧比較】後席の快適性が爆上がり!? 新型レヴォーグの車内はどれだけ変わった!?

予約はスタートしているものの、未だ正式な販売には至っていない新型レヴォーグ。手放し運転も可能となったアイサイトXや超絶カッコよくなったデザインなど、スバリストのみならず注目度が高いのも納得だ。だが、一体初代レヴォーグと何がどれほど変わったのか? 改めて車内を中心に振り返ってみよう!>>

スバル 新旧レヴォーグ

高級感爆上げ! とにかく新型の車内がヤバい

見た目もキリっとした目になるなど、大幅に変更が施されているが、やはり注目はこれまでのスバルとはひと味も、ふた味も異なるデザインのインパネだ。

初代レヴォーグは2DINスペースを全車に用意しており、改良モデルから8インチナビの装着も可能に, アイサイトXを選択すると自ずと縦型ナビが装着される。それ以外は2DINスペースが備わるのだが、見た目は……
初代レヴォーグは2DINスペースを全車に用意しており、改良モデルから8インチナビの装着も可能に, アイサイトXを選択すると自ずと縦型ナビが装着される。それ以外は2DINスペースが備わるのだが、見た目は……

50km/hまで(おもに渋滞時)可能となっている手放し運転など高級車顔負けの装備が自慢の新型レヴォーグは、これまでのステレオカメラに加えて、レーダーも組み合わされたアイサイトXが人気を集めている。コチラを装着すれば日本車初採用となるフル液晶メーターや縦型ナビが備わるとあって人気のメーカーオプションだ。

中央の大型モニターで車両の基本的な設定はもちろん、STIスポーツを選択すれば電子制御ダンパーの操作も可能だ。雑な言い方をすれば大衆車からちょっと高級な輸入車にステップアップしたというほど高級な仕上がりとなっている。

上質感という意味では新型の方が新型に軍配があがる。

だが、先代レヴォーグはといえば、2DINスペースが用意されオーナーそれぞれがナビやオーディオといった好きなモノをチョイスできた。

アイサイトX非装着車は、このようにオーディオ下に専用のエアコンパネルが備わる

もちろん新型レヴォーグも好きなオーディオも装着可能なのだが、アイサイトXを選んでしまうとそれは不可能となる。2020年10月末現在の予約データを見ると、アイサイトXの装着率は93%とほとんどの人が縦型ナビを選んでいるという。もちろん、理由はそれだけではないにしろ、35万円をプラスして手放し運転やフル液晶ナビが備わると考えればかなり安いのだ。

リヤの吹出し口完備! 後席の快適性がかなりイイ

初代レヴォーグ, 新型レヴォーグ
初代レヴォーグ, 新型レヴォーグ

話が逸れてしまったが、そのほか新旧の比較をするとなると見逃せないのがリヤシートの快適性だ。

写真は初代レヴォーグのA型モデル。2013年の登場以来カバーの形は変更されているもののUSBポートがふたつ備わる, 新型レヴォーグはそれに+して左右それぞれにエアコンの吹出し口を。さらにシートヒータースイッチまで備わるのだ
写真は初代レヴォーグのA型モデル。2013年の登場以来カバーの形は変更されているもののUSBポートがふたつ備わる, 新型レヴォーグはそれに+して左右それぞれにエアコンの吹出し口を。さらにシートヒータースイッチまで備わるのだ

初代モデルには後席用のUSBポートがふたつ備わるなど、必要にして十分ではあったものの、新型レヴォーグはそれにプラスしてエアコンの吹き出し口。さらにはシートヒーターが左右に装着されている。この点からも前席だけでなく、後席の快適性が格段に向上しているのだ。

ラゲッジの左右に備わるこのボタンを押せば、後席がワンタッチで倒せるのだ。パワーウィンドウスイッチを操作するが如く超簡単!

シートアレンジに関して言えば、初代レヴォーグで好評であったラゲッジからワンタッチで操作が可能なスイッチも新型にも引き続き採用している。荷物を持った状態でも簡単に操作ができるのは嬉しいポイントだ。

【筆者:MOTA編集部】

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