予約はスタートしているものの、未だ正式な販売には至っていない新型レヴォーグ。手放し運転も可能となったアイサイトXや超絶カッコよくなったデザインなど、スバリストのみならず注目度が高いのも納得だ。だが、一体初代レヴォーグと何がどれほど変わったのか? 改めて車内を中心に振り返ってみよう!>>
高級感爆上げ! とにかく新型の車内がヤバい
見た目もキリっとした目になるなど、大幅に変更が施されているが、やはり注目はこれまでのスバルとはひと味も、ふた味も異なるデザインのインパネだ。
50km/hまで(おもに渋滞時)可能となっている手放し運転など高級車顔負けの装備が自慢の新型レヴォーグは、これまでのステレオカメラに加えて、レーダーも組み合わされたアイサイトXが人気を集めている。コチラを装着すれば日本車初採用となるフル液晶メーターや縦型ナビが備わるとあって人気のメーカーオプションだ。
中央の大型モニターで車両の基本的な設定はもちろん、STIスポーツを選択すれば電子制御ダンパーの操作も可能だ。雑な言い方をすれば大衆車からちょっと高級な輸入車にステップアップしたというほど高級な仕上がりとなっている。
上質感という意味では新型の方が新型に軍配があがる。
だが、先代レヴォーグはといえば、2DINスペースが用意されオーナーそれぞれがナビやオーディオといった好きなモノをチョイスできた。
もちろん新型レヴォーグも好きなオーディオも装着可能なのだが、アイサイトXを選んでしまうとそれは不可能となる。2020年10月末現在の予約データを見ると、アイサイトXの装着率は93%とほとんどの人が縦型ナビを選んでいるという。もちろん、理由はそれだけではないにしろ、35万円をプラスして手放し運転やフル液晶ナビが備わると考えればかなり安いのだ。
リヤの吹出し口完備! 後席の快適性がかなりイイ
話が逸れてしまったが、そのほか新旧の比較をするとなると見逃せないのがリヤシートの快適性だ。
初代モデルには後席用のUSBポートがふたつ備わるなど、必要にして十分ではあったものの、新型レヴォーグはそれにプラスしてエアコンの吹き出し口。さらにはシートヒーターが左右に装着されている。この点からも前席だけでなく、後席の快適性が格段に向上しているのだ。
シートアレンジに関して言えば、初代レヴォーグで好評であったラゲッジからワンタッチで操作が可能なスイッチも新型にも引き続き採用している。荷物を持った状態でも簡単に操作ができるのは嬉しいポイントだ。
【筆者:MOTA編集部】