11月5日、FIM MotoGPスチュワードは、ヤマハがMSMA(モーターサイクルスポーツ製造者協会)の全会一致の承認を得ずに技術的な変更を行ったことを確認し、コンストラクターズの50ポイントをはく奪することを発表した。なお、ライダーズポイントに変更はない。
今回のペナルティは技術的な変更に必要な手順を踏まずに獲得したポイントの2倍になるという。これによりヤマハはコンストラクターズランキングで208ポイントから158ポイントとなり総合3位に降格。
チームポイントに関しては、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPとペトロナス・ヤマハSRTに対して、それぞれ20ポイントと37ポイントをはく奪。モンスターエナジー・ヤマハMotoGPは176ポイントから156ポイント、総合4位から5位に降格。ペトロナス・ヤマハSRTは、235ポイントから198ポイントとなったが、総合2位を維持している。
※ヤマハのペナルティ後のランキングは以下のとおり。
■コンストラクターズランキング(MotoGP第12戦テルエルGP終了時点)
Pos. Constructor Point
1 ドゥカティ 171
2 スズキ 163
3 ヤマハ 158
4 KTM 143
5 ホンダ 117
6 アプリリア 36
■チームランキング(MotoGP第12戦テルエルGP終了時点)
Pos. Team Point
1 チーム・スズキ・エクスター 242
2 ペトロナス・ヤマハSRT 198
3 ドゥカティ・チーム 180
4 レッドブルKTMファクトリー・レーシング 157
5 モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 156
6 プラマック・レーシング 128
7 LCRホンダ 118
8 レッドブルKTMテック3 106
9 レプソル・ホンダ・チーム 79
10 エスポンソラーマ・レーシング 74
11 アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 39