山里亮太×滝沢カレンの妄想トーク。「あのコの夢を見たんです。」の創作秘話が明らかに

テレビ東京ほかで放送中の、ドラマ24 第60弾特別企画「あのコの夢を見たんです。」(金曜深夜0:12)。11月27日には南海キャンディーズ・山里亮太と滝沢カレンによる、同ドラマの緊急特別編「夢のその先」を放送することが分かった。天真らんまんで自由なトークが魅力であり、過去に舞台の脚本を書いた経験もある滝沢が、本作の原作者・山里の創作秘話に迫る。

ドラマは、山里が実在する人気女優、アイドル、モデルたちのイメージから創作した初の短編小説「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」(東京ニュース通信社)が原作。主人公である山里亮太を仲野太賀が演じ、各話のストーリーには、中条あやみ(第1話)、芳根京子(第2話)、森七菜(第3話)、飯豊まりえ(第4話)、大原櫻子(第5話)、山本舞香(第6話)、大友花恋(第7話)、白石聖(第8話)、鞘師里保(第9話)、池田エライザ(第10話)と、同局深夜ドラマ史上最も華やかなキャストによって、誰も予想できない奇想天外なストーリーが繰り広げられている。

特別編では、MCをパンサー・向井慧が務め、ここでしか聞けないドラマ撮影の裏側や物語の創作秘話など、山里がドラマの魅力を思う存分に語る。“妄想”をテーマに、山里と滝沢は一体どんなトークを繰り広げるのか。さらに、山里が本編内で今最も旬なあの女優をヒロインに新たな妄想物語を繰り広げる!?

滝沢は「原作を読んで、すごくすごく感激いたしました。私が考える方向の妄想とははるか彼方な距離として想像されていて、世界の広さを感じさせていただきました。細かい部分にまで山里さんの思いや、こだわりが詰まっていて、きっと楽しみながら描かれたんだろうなと感じました。素直な強い思いだったり、すこし回転がかかった描写に一瞬たりともつまらないシーンがなくて、こんなにゴクゴク読めた小説はありません。字が遊び回るように頭で重なっていき、それが山里さんの世界として広がり、私の頭で楽しく理解させていただきました」と独特の言葉で原作を称賛。

自身の“妄想”については「私は人間にというよりは、感情のないものに感情を入れる妄想をします。食材だったり、服だったり、植物だったり、天気だったり、なんだか今日は話しかけてくるんじゃないかって感じのワクワクな妄想をしています。理想は国もどこか分からない場所で、いつも旅をしている妄想です。私が着ている洋服が道を教えてくれるんです」と明かした。

今回の特別編に関して「あらためて、今回、妄想王の山里さんのお時間にお邪魔できてすごく楽しかったです。なんだか、山里さんの脳みそにノックして入れてもらえたような話し合いになりました。物語の先を知ると、世界は無限だと知らしめてもらえます」と喜んでいる。

一方、山里は「滝沢カレンの脳内を一瞬体験しただけで、こちらの脳内はぐちゃぐちゃになりました。やっぱり滝沢カレンはすごい。その脳内を一緒に体感できるんじゃないかな?と思います。また、新たなる物語を滝沢カレンというすごい武器を使って生み出させてもらう企画があったのですが、これが実現したら…思い出すいろいろだけで色々な妄想が止まらなくなります! 皆さまもぜひそれを体感していただきたい!」と滝沢をリスペクト。

そして「本編の方もいよいよ後半戦! 役者さん、スタッフさんのラストスパート全身全霊をぜひ皆さまに感じてほしいです! 僕も自分で書きながら泣いてしまった話とかもあるので、皆さまにもいろいろな感情を爆発してもらえれば幸いです。さらに最後には…はぁ、楽しみ」と今後に期待を寄せている。

MCの向井は「妄想の向こう側にたどり着いた山里さんだからこそ描ける世界の数々。自分が思うままにできる妄想という世界でも、主役の女性が輝くために自分が悪者にさえなるという異次元の妄想力に恐怖すら感じました。僕の場合は、『もし自分が(お笑い)第7世代だったら』という輝かしい妄想をしてニヤニヤすることはあります。山里さんが嫌なことがあった時に現実逃避の手段として書いていた妄想が、こんな豪華なキャストで、こんな素晴らしいドラマに仕上がっているのを見ると、嫌なことがある日々も悪くないんだなと気持ちが軽くなりました」とドラマの魅力を語り、絶賛している。

11月6日放送・第6話「黒帯ちゃんとメガネくん」には、山本がヒロインとして登場。

青春なんてバカバカしい。高校生の山里はそう思いながら日々を過ごしていた。そんな時、天才空手少女・舞香(山本)と出会う。舞香のまぶしい笑顔に、思わず告白してしまう山里。しかし、舞香からは「ハンカチを取れたら付き合ってあげる」とまさかの答えが。その日から2人の長い戦いが始まる。ハンカチが紡いだ恋の闘い…そこに鬼瓦(関口メンディー)が乱入して大騒ぎに。果たして山里は舞香の彼氏になれるのか?

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