DeNAロペスが帰国「ファンの声援が力に」 来日8年

日米各1000本安打を達成したロペス=10月

 横浜DeNAのホセ・ロペス内野手(36)が6日、羽田空港から帰国するため渡米し、球団広報を通じて「リーグ優勝がかなわず残念なシーズンとなったが、この6年間、ファンの声援が力となりプレーできた。皆さんは僕にとって特別な存在」とコメントした。

 来日8年目の今季は前半戦の不振が影響し、日本球界では自己ワーストの打率2割4分6厘、12本塁打、42打点に終わった。ただ、10月には日米通算2千安打、外国人選手で初となる両球界千安打の偉業を成し遂げた。

 11月4日には国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たし、「新型コロナウイルスの影響で家族が来日できないなどつらい時期もあったが、日米通算2千安打を達成し、国内FA権が取得できてよかった」と振り返った。

 横浜をこよなく愛するチーム最年長は「今年も大変な状況にもかかわらず、球場に足を運んでくれて元気をもらった。たくさんの応援、ありがとう」と地元ファンに感謝した。

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