サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けた全国地域チャンピオンズリーグ第1節は6日、全国各地であり、グループBの沖縄SV(九州代表)はSRC広島(中国代表・広島県)に3―1で快勝した。次節は7日、同会場でブリオベッカ浦安(関東第2代表・千葉県)と戦う。
A、B、Cグループの1位3チームと、各グループ2位中の最高成績チームの計4チームが決勝ラウンド(11月19~23日、千葉県)に進出する。
髙原が先制点 チームに勢い
沖縄SVが初戦で快勝した。多くの決定機をつくる一方、引いた守備で窮地はほぼ未然に防いだ。山本浩正監督は「きっちりと勝ち点3を取れたことを評価したい。ポジティブなスタートが切れた」と喜んだ。
前半20分、左サイドのロングパスで展開し、FW赤木直人がセンタリングを上げた。ボールは一度はじかれたが、こぼれ球をDF石川和磨が再び上げる。フリーになったFW髙原直泰が頭で先制点を決めた。山本監督は「取るべき選手が先制点を取った意味は大きい。チーム全体にいい影響が出る」と評価した。
2、3点目はともにコーナーキックからFW山内達朗が決めた。山内は「浦安戦は非常に大事になる。いい雰囲気で勝ち進む」と意気込んだ。