【東京さんぽ】ホテルのスイーツとエンタメを一緒に楽しめる台場エリアを散策

予算はひとり5,000円。1日その街を楽しみ尽くす「東京さんぽ」。今回は「台場」にやってきました。レインボーブリッジ、フジテレビ、大観覧車と見どころにあふれた定番観光スポットは、にぎやかでありながら海と緑もそばにあって開放的。興味のあるエンタメ施設に寄りながら、グルメにスイーツ、お買い物も楽しめる台場エリアを歩いてみました。

9:00 「夢の大橋」を渡る(0円)

今回、最寄りの京王井の頭線「永福町駅」から出発しました。渋谷から埼京線とりんかい線を乗り継ぎ30分ほどで「東京テレポート駅」に到着します。すぐ隣にはゆりかもめ「お台場海浜公園駅」もある、お台場のど真ん中。駅改札を出るとエンタメ施設の案内看板がたくさん目に止まり、長いエスカレーターを上り地上に出ると、パレットタウン大観覧車が現れて、気分も高揚!施設がオープンするのは10時から11時なので、それまで散歩をしてみました。

お台場エリアは、地域のみなさんが大切に育てている季節の花々が遊歩道を彩り、緑ある広場や海沿いの公園といった憩いの場も多く、ランニングや散歩にもピッタリ。

大観覧車の奥には台場と有明を結ぶ「夢の大橋(ドリームブリッジ)」があったので渡ってみました。

全長360m、最大幅約60mもある歩行者専用の大きな橋。

「祭のにぎわい」をコンセプトに、橋の照明は、江戸火消しのまといや庭園の灯ろうをイメージしているそうです。

橋の上から、行き交う船や高層ビル、ゆりかもめを眺めてのんびり。都会にいながら開放的で、天気のよい日には富士山も見えるそうです!

橋の上では、足元にも注目です。

江戸時代の髪型や江戸の遊び、

船などが描かれており、教科書みたいに江戸文化の歴史を学んでプチ社会科見学!

10:00 お台場海浜公園と台場公園を散策(0円)

橋を渡りきったら有明エリアですが、折り返して海側の「お台場海浜公園」に行ってみました。午前中は人通りも少なく、車の走る音に混ざって海のさざ波の音が響いて、1.25kmの砂浜と遊歩道を散策します。

遠くには、芝浦とお台場を結ぶレインボーブリッジと、小島のような「台場公園」も見えています。

台場公園まで行くとレインボーブリッジが間近で、遠くからでは感じない迫力があります!

夢の大橋やレインボーブリッジなど橋を眺めると、先人の技術者が未来を夢見て築いたロマンを垣間見るとともに、その技術者の厳しい目と優れた技が人々の安全を守り続けていて、人間の腕のすごみを改めて感じました。

海を挟んでお台場を眺めて、吹き抜ける海風が心地よい小島の公園でした。

11:00 アニメショップもたくさん!お台場を散策とお買い物(1,045円)

お台場海浜公園から自由の女神像のほうまで歩いていると、施設も開店の時間を迎えていました。

「デックス東京ビーチ」はエンターテインメントが豊富です。世界的スターたちの等身大フィギュアが勢ぞろいした「マダム・タッソー東京」、300万個以上のレゴ®ブロックの屋内型アトラクションやジオラマなどがある「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」、関西の有名たこ焼き店が集う「お台場たこ焼きミュージアム」などなど。

「アクアシティお台場」には、和・洋・中・イタリアンなどの飲食店に加え、話題の名店6店舗が集まった「ラーメン国技館 舞」も入っています。7階屋上には“関東のお伊勢さま”と親しまれる「芝大神宮」から御神霊を分けていただいた「アクアシティお台場神社」も鎮座されています。13スクリーンある大型映画館では、作品によって朝から上映しているので、朝の映画鑑賞もいいですね。

球体が目印の「フジテレビ本社ビル」は、7階まで無料で上れます。近未来的なエスカレーターで7階へ行くと、フジテレビ限定グッズショップがあったり、テラスからの眺望も楽しめます。

頭上には球体展望室がドン!25階にある球体展望室には地上100mの景色が待っていて、The東京観光を満喫できます。

新型コロナウイルスの影響で、8月から当面の間、球体展望室は営業時間を短縮(11:00~17:00/月曜休館・月曜祝日の場合は翌日休館)、はちたまショップは営業休止中です。

各施設のショッピングエリアには、アニメや特撮ものなどのキャラクターショップや東京土産の店舗も多く入っていて、物色しているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。私も「アクアシティお台場」にて大好きなアニメグッズを購入しました!

12:00 ヒルトン東京お台場のホテルスイーツをテイクアウト(842円)

台場駅を挟んで建つ「ヒルトン東京お台場」と「グランドニッコー東京 台場」のリゾートホテルでは、宿泊せずとも立ち寄れるカフェがありました。

「ヒルトン東京お台場」のエントランスの正面にあるカフェ「シースケープ スイーツ&コーヒー」ではパティシエのスイーツを、カフェと海側のテラス席でいただけて、テイクアウトも可能でした。

ケーキの種類は日により変わることもあるようですが、ショーケースにはホテルのケーキがキラキラと並んでいます(600円台〜)。オリジナルバナナブレッドや、旬の食材を使ったホテルのパフェもお手軽にいただけます。

テイクアウト専門のパフェは、通常メニューの苺を使った「プレミアムストロベリーパフェ」と季節限定の2種類(各780円・税抜)。別途サービス料金で、カフェとテラス席でもいただけるようです。

テイクアウトした秋限定の「プレミアムマロンパフェ」。思ったより大きいです!たっぷりの厳選プレミアムソフトクリームは、ねっとりとミルクのコクが深く、その下にスポンジ・渋皮栗・クリームの層が続いています。

ホイップクリームと和栗のクリームはなめらかで、栗が香って優しい味わい。重なるスポンジはフワフワで、渋皮栗もゴロゴロ出てきて、その惜しみなさにおなかも心もいっぱいになりました!

14:00 「グランドニッコー東京 台場」のホテルメイドパンをお土産に(700円)

グランドニッコー東京 台場の「Bakery & Pastry Shop(ベーカリー&ペストリーショップ)」では、自家製ホテルブレッドのほか、パティシエのケーキや焼き菓子ギフトを販売しています。

しかも、カフェを併設し、月替わりのバーガー・ワンプレート・スープなどな毎月楽しみなカフェメニューに、ビーフカレー・アメリカンクラブハウスサンドイッチなどテイクアウトメニューもあり、シェフ自慢のお料理をリーズナブルにいただけます(1,000円台〜)。

ショーケースには、季節のケーキ、チーズケーキ、アップルパイなど色とりどり。メロンパン、クロワッサン、チーズカレーパンなどに加え、「食べた人を幸せにしたい」とベーカリーシェフが真心をこめたパンもありました。食パンタイプの「極-KIWAMI-」「絹-KINU-(湯だねパン)」、バゲットの「熟-JYUKU-」、デニッシュクリームパンの「累-KASANE-」、チーズ食パンの「芳-KAORI-(予約制)」の5種類(380〜1200円・税込)で、お名前にも品がありますね。

ケーキは600円台から、パンは200円台からと手の届くお値段がうれしいです。

今回2種類を購入しました。

「チョコデニッシュ」(320円・税込)は、パン生地とバターを何層にも重ねて、外側も内側もずっとパリッパリで驚きました!ほろ苦いチョコレートも濃厚で、小ぶりなのに大満足。

自宅でいただいた「累-KASANE-」(380円・税込)は、バターたっぷりの生地とバターを何層にも重ねた渦巻き模様が珍しいデニッシュ。バターの風味がよく、外側はサクサクでカリカリ、内側はふわんとしています。中にはポッテリとしたカスタードクリームが入って、深みある味わいなのに重くない。トースターで温めると、リッチ感を増して贅の極みに包まれました。

次回はランチをいただきたいと思います!

14:30 青海側を散策(0円)

青海側に渡りセントラルパークの広場には「自由の炎像」、その奥には、海洋博物館「船の科学館」、科学技術を体験できる「日本科学未来館」、1日の疲れを癒やせる「大江戸温泉物語」などがあります。

「ダイバーシティー東京 プラザ」の屋外にある実物大ユニコーンガンダム立像は迫力満点!

ラウンドワンなど屋内の遊び場もあり、フードコートにはオムライスやカツ丼など、さまざまな食事やスイーツがそろっています。

ちなみに以前立ち寄った時には「エルクニューヨークブランチ」の、お台場限定MYポップサンデーをいただきました。自分でカスタムできて見た目もポップなワンカップスイーツです!

パレットタウンのほうに進むと、直径100m、高さ115mの「パレットタウン大観覧車」の前に、芝生も広がって憩いの場になっています。

ほかにも、中世ヨーロッパの街並みを思わせるショッピングモール「ヴィーナスフォート」、車好きにはたまらないトヨタ自動車のテーマパーク「メガウェブ」、2,709人収容のライブホール「Zepp Tokyo」、

森ビルとチームラボの新感覚ミュージアムもあって話題性の高いスポットです。

15:00 「ワッフル&スムージー ゴッフル」でしめくくり(539円)

帰宅ラッシュの前に帰ろうとしたところ、ついつい新作スイーツも気になって、こちらで散歩の締めくくりにいたしました。

ヴィーナスフォートの2階に2020年9月にオープンしたワッフルとスムージーの専門店「ワッフル&スムージー ゴッフル」です。

フランス産発酵バターのエッグワッフルと、砂糖・香料・着色料・保存料不使用のフルーツスムージーを、店内とテイクアウトでいただけます。

ワッフルは、食べ歩きスタイルとお皿にのせたスタイルの2通り。

食べ歩きスタイルは、発酵バター×シュガーなどのシンプル系から、フルーツ・ホイップ・アイスのデザート系、サラダ系もあり洋風和風とバラエティ豊か(330円〜)。ホイップ抜き・アイス抜き(各80円引き)も可能。

プレートスタイルは、リコッタチーズやティラミスなどの本格的なデザート仕立て(550円〜)。

今回、食べ歩きスタイルの「ショコラ&クッキー」(539円・税込)をいただきました。注文してから生地を焼いてくれるので、バターの良い香りが漂って食欲をそそられます。

ホワホワで温かいワッフルは、丸くポコポコしてキュート!一口食べると、このポコポコがうまい具合に一口分ずつ剥がれて食べやすいです。

ココアクッキーがのったチョコレートアイスとホイップクリームのひんやりスイーツは、温かいワッフルにじわじわ溶けて染み込んで、ワッフルもチョコ味に。アイスの下にはフレークも入って、うれしい散歩の締めスイーツとなりました。

今回は往復交通費を含めて合計4,406円・残金594円と、予算内で回ることができました。

広いお台場を全部歩くのは大変なので、お台場の11箇所の停留所を巡回する「東京ベイシャトルバス」を利用してもいいですね(無料・11:30〜19:30・約20分間隔・1周約40分)。

それぞれのエンターテインメント施設は、開店時間・入場料金も違い、入場無料の施設もあるので、HPで確認して行かれるといいと思います。

エンタメ施設に寄れなくとも各施設のキャラクター店を巡るだけでも童心に返ったようにワクワクします。海と緑のそばを散歩して、ホテルのお食事やスイーツも優雅に味わえて、夏休みがギュッとつまったようなお台場を、朝昼夜とお好きな時間で散歩をしてみてはいかがでしょう。

デックス東京ビーチ

HP:http://www.odaiba-decks.com/

アクアシティお台場

HP:https://www.aquacity.jp/

フジテレビ本社ビル(球体展望室はちたま)

HP:https://www.fujitv.co.jp/gotofujitv/

ダイバーシティ東京 プラザ

HP:https://mitsui-shopping-park.com/divercity-tokyo/

パレットタウン

HP:http://www.palette-town.com/

シースケープ スイーツ&コーヒー

住所:東京都港区台場1-9-1ヒルトン東京お台場

電話:03-5500-5597

営業時間:10:00~19:00(臨時営業時間:11:00~19:00)

HP:https://www.hiltonodaiba.jp/restaurants/seascape_sweets

Bakery & Pastry Shop

住所:東京都港区台場2−6−1グランドニッコー東京 台場内

営業時間:10:00~20:00(臨時営業時間:11:00~19:00)

HP:https://www.tokyo.grandnikko.com/restaurant/bakery-pastry/

ワッフル&スムージー ゴッフル

住所:東京都江東区青海1-3-15ヴィーナスフォート2階

電話:03-6380-7205

営業時間:11:00~20:00

HP:https://www.venusfort.co.jp/shop.cgi?sid=1079

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