入江悠が櫛木理宇のパニック・スリラー「鵜頭川村事件」を映像化

櫛木理宇氏のパニック・スリラー小説「鵜頭川村事件」が、映画「SR サイタマノラッパー」シリーズや「22年目の告白 -私が殺人犯です-」「AI 崩壊」などで注目を集める入江悠氏を監督に迎えて、連続ドラマ化されることが決定した。WOWOWプライムで「連続ドラマW 鵜頭川村事件」として放送される(日時未定)。

物語の舞台は、日本の片隅にある鵜頭川という名の村。行方不明の妻を探す医師・岩森明は、娘を連れて3年ぶりにその村を訪れた。そこは血縁に基づく不毛な一家同士の権力闘争が続けられる一方で、都市部から取り残されつつある若者たちが鬱憤(うっぷん)をためる絶望に支配された閉鎖的な空間だった。ある日、大雨で村が外界から切り離された時、積もり積もった人々の悪意がついに爆発する。

入江監督は「日本のさまざまな問題が凝縮されているかのような鵜頭川村。個人的に私も地方都市やローカルをテーマに作品を作ってきました。大きく社会が変容しつつある今、『鵜頭川村』を描くことによって、普遍的かつ斬新などんなドラマが立ち上がってくるのかワクワクしています。出演者・スタッフと一丸となって頑張ります。ご期待ください」とアピールしている。なお、出演者などの続報は、今後順次解禁予定だ。

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