【ソッカー(男子)】二度のリードを追いつかれ後期初勝利ならず 第16節 Vs立正大

2点目を決めた橋本

早い時期での残留を決めたい慶大は立正大と対戦。試合は12分、勝俣昂亮(商4・清水東)のシュートを宮本稜大(商2・國學院久我山)が角度を変え先制。しかし19分に失点を許す。一進一退の攻防の中、73分に橋本健人(総3・横浜FCユース)のゴールで勝ち越しに成功。逃げ切りたい慶大だったが、アディショナルタイムにセットプレーから痛恨の失点。リードを守りきれず引き分けに終わった。

開始早々の4分、日川優太(商3・高崎)のロングスローのこぼれ球から宮本がシュートを放つもゴールならず。しかし12分、左サイドに流れたボールに反応した橋本がクロス、そして勝俣昂亮(商4・清水東)がミドルシュート。宮本がそのシュートにいち早く触れたことで角度を変わりゴール。

先制ゴールつながるシュートを放った勝俣

宮本のリーグ戦初ゴールで先制に成功する。試合を優位に進めたい慶大だったが、19分にカウンターから失点を許してしまう。その後は両チームともに攻勢を強める展開に。守備ではポストに救われる場面もあり、1ー1で前半を折り返した。

後半に入ると、慶大がボールを展開するが増えるものの、中々決定機を作れない。しかし60分、松岡瑠夢(総4・FC東京ユース)のドリブル突破からボールを受けた宮本が相手DFを背負いながらの強烈なシュートを放つもクロスバーを弾きゴールならず。

強烈なシュートはバーに嫌われた

攻守が目まぐるしく変わる中、73分、中央でボールをキープした松本雄太(商3・國學院久我山)が左サイドを駆け上がる橋本にパス。橋本がPAに侵入し、カットインから放たれたシュートはゴールネットを揺らし待望の勝ち越しゴール。その後は交代枠を使い、待望の勝ち点3が近づいたように見えた。しかし試合終了間際の相手セットプレーで供給されたボールをクリアできず、押し込まれ痛恨の失点。二試合連続で終了間際の失点を許し、連敗は止まったものの後悔が残る試合となった。

最後の最後で失点を許した

宮本はうれしい初ゴールを決めた

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