【地方移住検討中】移住先に悩んだら茨城県はどうですか?〜テレワーク移住の助成金は最大151万円

新型コロナ、ライフスタイル重視の暮らし、地方移住を検討する理由は色々。でも、いざ移住先を絞り込もうとすると、どこがいいのかわからない。そんな時、ぜひ茨城県を移住候補地として考えてみて下さい。東京から日帰りで下見にも行ける距離、地方移住先としてのポテンシャルはめちゃめちゃ高い。茨城を知ればきっと移住したくなるはず。

ランキングで知る茨城県

魅力いっぱいの県なのに以外に知らないことだらけ。筑波山があり、日本で2番目に大きな湖・霞ヶ浦もある。自然豊富で東京からのアクセスも、関東平野が広がっているので、住むのにも適しているし、気候にも恵まれている。なぜかランキングだといつも低飛行だけど、きっとあなたが好きになるポイントもあるはず。

■都道府県の魅力度ランキング⇒42位
ブランド総合研究所が毎秋公開しているランキングで2020年は42位に躍進。低いと思うかも知れませんが、それまでの過去7年間は、ずっと最下位に甘んじていたことを考えると急上昇。きっと新型コロナの影響があったんだろうなと。地方移住先として再認識されたり、コロナ自粛で家食が増えて茨城の野菜や果物の美味しさに気づいたとか。茨城への地方移住者が増え、魅力をどんどん発信する人が増えたので、この先ぐいぐいランキングは上昇するはず。

■地方移住先人気ランキング⇒圏外
ふるさと回帰⽀援センター(東京)に移住相談で来訪した方やセミナーに参加者を対象にしたアンケートで、過去6年一度も15位以内に入っていない。2014年の17位が最高順位なので、移住先としての人気ランキングでは圏外としました。でも、これからきっと人気がでると思います。テレワーク移住も注目され、日立市はじめ県内の自治体がテレワーク移住の助成金などを猛アピールしています。コワーキングスペースも整備され移住者にとっては嬉しい環境。

■茨城県のランキング1位
・栗の収穫量が1位〜シェア率 茨城県20%、熊本県18%、愛媛県9% *農林水産統計2020年4月
・ビールの生産量が1位〜シェア率 茨城県14.9%、大阪府10.9%、福岡県10.2% *国税庁「統計年報」2018年度
・1住宅あたりの敷地面積が1位〜全国平均の約1.6倍の広さ。*2018年総務省統計局
*サバの漁獲量や干し芋の出荷量、もちろん納豆の購入額などは常に上位ランキング入り。

茨城県内でテレワーク移住を検討している町

■茨城県結城市
無形文化財「結城紬」の歴史と文化を感じられる町。東京からのアクセスも良いし買い物も便利。個人的には公共トレーニング施設(結城市鹿窪運動公園)がしっかりしているのが嬉しい。移住PR不足もあり、移住者は少ない。でもコワーキングスペースもあるし、福祉関連の助成金もしっかりしているし、いい町だなと思います。

ブログ参考記事⇒茨城県結城市とオンライン移住相談をしてみた結果をレビュー

■茨城県ひたちなか市
会社の同僚の実家が、ひたちなか市ということで色々教えてもらいました。近年は、自然を求めて移住する若者が増えているそうです。干しいもや地酒、海の幸が美味しくて、人も気候も温かいと同僚が言っていました。東京からだと車で1時間半ぐらいなので、距離的にも程よいかと。ひたち海浜公園でのロックフェスや花火や祭りなど楽しそう。

■茨城県土浦市
南部にある人口約14万人の中核都市。水と緑に恵まれた田舎暮らしが可能。中心街に住めば生活環境もそれほど変えることなく都会暮らしも可能。東京駅から土浦駅まで特急で最短46分というのは嬉しい。ちなみに土浦に興味をもったのは、住宅物件の豊富さ。東京の半額以下の家賃で良質な物件がたくさんある。ぜひ物件検索してみて下さい。

テレワーク移住で最大151万円助成の日立市

「テレワークをきっかけに、県外から日立市に移住し、自分らしく暮らし働く。」を掲げ、日立市はテレワーク移住者の受け入れに積極的。日立市に住居を取得する場合は、最大151万5千円が助成されます。アパートなどを賃貸する場合も、最大101万5千円が助成されるという太っ腹振り。ただし、対象は39歳までなので、その点ご注意ください。また環境が整ったコワーキングスペースが複数ありテレワーク移住者にとっては嬉しい環境。

ブログ参考記事⇒茨城県日立市テレワーク移住で最大151万円を助成

誰でも地方移住できる時代

この半年で地方移住者の方10人ぐらいと色々お話させて頂く機会があった。たまたまかも知れないが、彼らに共通していたのがフリーランサーであること。自分でお金を稼ぐことを前提に移住されていた。起業家の方も入れば、フリーのエンジニアや、就農された方など。正直、ハードル高っ!て思ってしまった。

なぜなら私は、超普通のサラリーマンなので(笑)。フリーランサーのイメージが沸かないし、出来そうもない。だけど、今はフリーランサーじゃなくても普通に移住ができるなと思っている。私の会社は、テレワークを推進してくれたおかげで週に1回しか出社していない。ひと月全く出社しない同僚もいる。

テレワーク移住をベースに考えると、移住へのハードルがぐんと下がる。東京から2時間以内で移動できる素敵な移住先がたくさんある。もはや単なる引っ越しと考えても良いのかも知れない。フリーランサーじゃなくても移住できる時代、定年を迎えなくても移住できる時代、なんとも良い時代た。

筆者について

都内在住、旅行会社勤務40代会社員。この先1〜2年で地方移住を検討している。東京から脱出したいわけだが、単に田舎暮らしをしたい訳ではない。衣食住、仕事、人、金、情報、趣味、すべての自由度を今よりぐんと上げるために地方移住を計画している。あたらしい働き方でテレワークが日常になった今、もっとライフスタイルを重視した生き方ができると考えている。

■ブログ
地方移住してテレワークで働けば、人生めちゃ楽しいやん!と思う。

■ツイッター
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