８日にJリーグ第28節が開催され、ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCとヴィッセル神戸が対戦した。
AFCチャンピオンズリーグに神戸が出場するため、前倒しで行われた同カード。日本サッカー界のレジェンド三浦知良とアンドレス・イニエスタの対決が期待される中、アウェイの神戸が先手を取る。開始９分に小川慶治朗が右サイドからクロスを送ると、反応した郷家友太が右足ボレーを放つ。対する横浜FCも負けておらず、２分後に細かいパス回しで抜け出した一美和成が右足を振り抜き、1-1の同点で試合を折り返す。
序盤からオープンな展開となった一戦は、後半に入りさらにインテンシティが高くなる。その中でイニエスタが神戸の攻撃のタクトを振り、ファイナルサードで違いを作りチャンスを創出すると、87分に三浦が途中出場を果たし“キングカズvsイニエスタ”が実現。すると横浜FCの前線に活気が生まれ、後半アディショナルタイムに安永玲央が値千金の逆転ミドルを叩き出す。最終スコア2-1で横浜FCが劇的勝利を収めた。
