甲子園で春夏連覇から10年 興南の2選手 沖縄の出身地に記念碑

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区民らと記念碑の完成を祝う我如古盛次さん(後列右から7人目)、銘苅圭介さん(同8人目)=1日、名護市・久志区野外運動場

 2010年に高校野球で史上6校目の甲子園春夏連覇を成し遂げた興南高校。当時レギュラーとして活躍した名護市久志区出身の我如古盛次さん(28)=東京都=、銘苅圭介さん(28)=那覇市=の功績をたたえる記念碑が、地元の区野外運動場に建立された。2人や区民らが参加して1日、除幕式があった。碑は2人の栄誉をたたえるほか「子どもたちの目標になるように」との願いが込められている。

 春夏連覇の達成後、区では記念碑の建立を計画しており、偉業から10年後に実現した。碑には甲子園での2人のプレー写真や、優勝インタビューでの我如古主将の言葉などを記した説明板が設置されている。

 除幕式で棚原憲栄区長は「2人に続く栄えある人材を輩出することを期待する」とあいさつ。子ども会代表の金城佑采(ゆあ)さん(14)は「素晴らしい先輩がいることを誇りに思う。私も夢をかなえるため日々努力したい」と意欲を語った。

 立教大から社会人野球の東京ガスに進み、2年前に引退して現在は会社員として働く我如古さんは「地域の子どもが石碑を見て、勇気と、やればできるということを感じてもらえたら。石碑に恥じぬように頑張っていく」とあいさつした。

 シンバネットワークアーマンズBCで社会人野球を続ける銘苅さんは「地元の皆さまに支えられてきたから甲子園でも活躍できた。石碑が建ったことでさらに精進していきたい」と述べた。

 除幕式では、区民らによるかぎやで風も披露された。2人の記念碑の新築のほか、老朽化していた記念碑「根性」の改築も同時に行われた。