ラ・リーガ第９節が８日に行われ、久保建英が所属するビジャレアルがヘタフェの敵地に乗り込んだ。
９月のバルセロナ戦から確実に勝ち点を積み重ねるビジャレアル。代表ウィーク前最後の一戦では久保がベンチスタートとなった。ビジャレアルは11分にダニエル・パレホがロングボールを送ると、マリオ・ガスパールの落としにパコ・アルカセルが反応。右足で冷静に流し込み先制点をゲットする。16分にヘタフェに追い付かれるも、１分後にマヌ・トリゲロスが今シーズン初ゴールを挙げ、ビジャレアルがリードして試合を折り返す。
後半に入っても攻撃陣の勢いが衰えないビジャレアルは、62分にアルカセルが抜け出し、ジェラール・モレーノが貴重な追加点を奪取する。ヘタフェが反撃に出る時間帯が続くと、86分に久保が途中出場を果たす。持ち前のキープ力で疲れが見え始めていた前線に活力を与え、傾きかけていた戦況をイーブンに再び手繰り寄せる。最終スコア3-1でビジャレアルが２連勝を飾り、勝ち点17で２位に浮上した。
