秋の里山で自然を満喫「森のフェスティバル」【地球派宣言】

10月下旬に地球派宣言「森のフェスティバル」が開催されました。
舞台は北広島町の「ろうきん森の学校」。
秋の里山で、親子で自然に親しむためのさまざまな体験プログラムが行われました。

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森の中の大きな木に、ロープをかけて自分の力だけで登る子どもたち。
ドングリの実がなる木、コナラの木の力を借りたツリークライミング体験です。

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最初は怖がっていた子どもたちも、30分かけて木の上へ。
「高かったけれど、登れてよかった」
みんな達成感に満ちた顔をしていました。

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木から降りた後は、枯れ葉をコナラの根元に集めます。
こうすることで地面が柔らかくなり、根に負担が少なくなるそうです。
ツリークライミング体験をさせてくれた“コナラの木へのお礼”です。
「きょうはありがとう」
コナラの木にも声をかけました。

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大きな池ではカヌー体験。
聞こえてくるのは、自分がパドルをこぐ水の音だけ。
池の水面を滑るように進みます。

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「乗ったことない!はじめて!」
「プカプカ~って空に浮いてるみたい!」

日常生活の中ではなかなかできない体験に、子どもたちは、とても楽しそうでした。

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大人たちも真剣だったのが、地元で栽培された「藍」を使った藍染体験。
「藍」は葉っぱの中に青い色素を持っていて、その色素で布が染まるそうです。自然の恵みで、参加者は自分好みの模様を作っていました。

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新型コロナの影響で外出を自粛していたという家族もいました。
「お祭りも何もないし、こういうイベントは本当に久しぶりです」
「普段できないことがたくさんできた」

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私たちの日常は大きく変わってしまい、日々の生活を窮屈に感じることも少なくありません。
そんな今、都会の喧騒をはなれ、自然の中で過ごす体験が注目されています。

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!
地球派宣言コーナー(2020年11月4日放送)

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