クイーン+アダム・ランバート、最新ライブALから「愛にすべてを」フル動画公開

クイーン+アダム・ランバートが、初のライヴアルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』から「愛にすべてを」(原題:Somebody To Love)のフル・パフォーマンス動画を公開している。

YouTube:Queen + Adam Lambert - Somebody To Love (Isle of Wight Festival, UK, 2016)

『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』に収録されている「愛にすべてを」は、2016年に開催された「ワイト島フェスティバル」で大喝采を浴びたパフォーマンスで、クイーン+アダム・ランバートがイギリスで初共演を果たしたフェスでもあった。彼らにとって重要な節目となったこのステージについて、アダムは「本当に特別な夜だった」と振り返っている。

「愛にすべてを」はフレディ・マーキュリーが作詞・曲を手掛け、クイーンが1976年発表のアルバム『華麗なるレース』(原題:A Day At The Races)の代表曲としても知られており、全英チャートで2位を記録し、全米チャート(ビルボード・ホット100)でもトップ20入りを果たすなど当時大ヒット・シングルとなった。

「愛にすべてを」の曲作りについて、フレディは、ソウル界の伝説的スター、アレサ・フランクリンから影響を受けたことを認めているが、『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』でのパフォーマンスでも立証されている通り、アダム・ランバートのソウルフルなゴスペル調の歌唱表現は、自己と向き合い、魂の奥底を探ろうとするさまが描かれた、複雑なヴォーカル・ハーモニーを持つこの人気曲に絶妙にマッチしている。

ヴォーカリストとしてのアダムの技量について、ロジャー・テイラーは次のように語っている。

「アダムには、僕らが彼に投げかけたものなら何でも歌える力がある」「彼に出来ないことはない。僕らの曲は壮大で芝居がかっているけれど、アダムは楽々となじんでいるよ。彼は当代随一のシンガーだと思う。彼の音域は驚異的だよ」。

また、アダム・ランバートは「クイーンの曲の中には、喉が相当強くなければ歌えない、肉体的にかなりキツいものがあるんだ。例えば、”ショウ・マスト・ゴー・オン”(原題:The Show Must Go On)は間違いなく肉体的に厳しい曲だし、”リヴ・フォーエヴァー”(原題:'Who Wants To Live Forever)は物凄く振り幅が大きい。”愛にすべてを”は、本当に強烈で壮大な曲なんだ」。 「ヴォーカリストとして、クイーンの楽曲を愛している理由の一つは、彼らがとても多種多様なジャンルに挑戦しているところなんだ。おかげでライヴは毎晩、僕にとって面白く、やり甲斐があるものになっている。それを心から楽しんでいるよ」とコメントしている。

■商品情報

クイーン+アダム・ランバート

『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』

発売日: 2020年10月2日(金) 全世界同時発売

CD: UICY-15939

価格: 2,500円+税

CD+DVD: UICY-15937

価格: 5,500円+税

CD+Blu-ray: UICY-15938

価格: 6,000円+税

※日本盤CDのみSHM-CD仕様

※アナログ盤(LP)は、日本では輸入盤のみの発売です。

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