ゴードー、IoTによる工作機械の見える化システム「Nazca Neo Linka」に新機能「NCprogram Manager」を追加

株式会社ゴードーソリューション(以下、ゴードー)は、工場マネジメントをコンセプトに開発した工作機械の稼働監視システム「Nazca Neo Linka」に新機能である「NCprogram Manager」を追加し、リリースした。今回追加されたNCprogram Managerは、各種CAD/CAMで作成したNCプログラムを一元管理し、変更履歴や使用履歴を共有・管理できるソフトウェアである。通常Windowsのフォルダ上で保管されているファイルは、複数人が一つのファイルに対して操作した際「いつ・だれが・なにを」改変したかがわからない。また、今あるNCプログラムに問題があり以前のデータを流用するためには、別名で保存して管理する必要がある。NCprogram Managerはこれらを回避するため履歴管理の仕組みを備えている。さらに、Nazca Neo LinkaのNCプログラム通信操作画面にNCprogram Managerで用意されたステータスが表示されるようになり、NCプログラムの取り間違いを防ぎ安全に工作機械にデータを転送できる。さらに、今回のバージョンアップではNazca Neo LinkaのNCプログラム通信操作画面のユーザーインターフェースを改善し、スマートフォンやタブレットからの操作も容易となった。また、稼働監視画面では工場内設備のレイアウトや画面の背景を変更できるようになり背景や設備の位置を任意で変更できることで工場内をイメージしやすくなった。グルーピング機能で複数のレイアウトに設備を配置することも可能だ。

履歴管理機能

NCプログム通信操作との連携

NCプログラム通信操作画面(パソコン版、スマートフォン版)

稼働監視画面で設備のレイアウトや背景を変更可能ゴードーは、同システムの販売目標として年間50社への導入を目指しており、価格は以下の通りだ。

© 株式会社アールジーン