<レスリング>女子のUWW再開大会で世界女王アイスルー・チニベコワ(キルギス)が優勝…ポーランド女子国際大会

UWW再開大会で優勝した女子62kg級世界チャンピオンのアイスルー・チニベコワ(キルギス)=写真は昨年の世界選手権

 11月5~7日にポーランド・ワルシャワで行われた「ポーランド女子国際大会」の62kg級に昨年の世界選手権優勝のアイスルー・チニベコワ(キルギス)が出場。決勝に進み、昨年のロシア選手権優勝のアンジェラ・フォメンコ(ロシア)を10-0のテクニカルフォールで破って優勝した。

 チニベコワは、昨年のアジア選手権(中国)と世界選手権(カザフスタン)では川井友香子(現ジャパンビバレッジ)を破って優勝。今年2月のアジア選手権(インド)は川井に敗れて3位だった。

 同大会を含めて3スタイル実施された「ポーランド国際大会」は、新型コロナウィルスのパンデミック(世界的流行)で活動が停滞したあと、世界レスリング連盟(UWW)初の公認国際大会。女子はポーランドのほか、ロシア、エストニア、キルギス、フランス、トルコ、ギリシャ、スウェーデン、モルドバ、ハンガリー、英国、スペイン、チュニジアの13ヶ国79選手が参加した。

 76kg級は2017年75kg級世界チャンピオンのヤセミン・アダー(トルコ)が、決勝で今年2月の欧州選手権優勝のエカテリナ・ブキナ(ロシア)を9-4破って優勝。3位には昨年の世界選手権3位のエップ・マエ(エストニア)が入った。

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