明治安田J2第32節最終日(8日・正田醤油スタジアム群馬ほか=10試合)3位V・ファーレン長崎は群馬を2-1で下し、3連勝を飾った。通算成績は17勝9分け6敗(勝ち点60)。J1昇格圏内の2位福岡が松本に0-1で敗れ、勝ち点差は「2」に縮まった。
V長崎は前半13分、CKから失点。同44分に大竹のシュートのこぼれ球をエジガルジュニオが押し込んで追いついた。後半14分には大竹のループパスに、再びエジガルジュニオが頭で合わせて勝ち越し。その後の反撃を許さず、逃げ切った。
新潟が北九州に1-0で競り勝ち、勝ち点52で4位に浮上。北九州は同50の6位に後退した。大宮を2-1で破った甲府が同52で5位に上がった。
第33節は11日、各地で計11試合を実施。V長崎は午後7時から諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で11位岡山と対戦する。手倉森監督は「前線のパワープレーばかりだったチームが丁寧に組み立て始めている。連戦でも(パスワークで)振られる覚悟を持っていかないといけない」と警戒している。