トヨタが変わったから生まれた!? RAV4の特別仕様車が超ガチだった

トヨタの勢いがスゴい! 今年だけでもヤリスにハリアー、ヤリスクロスと出すモデル全てが絶好調。しかも既存ラインアップも好調とくれば、もはや敵なしといったところだ。2019年に投入されたRAV4も相変わらず大人気だが、納車済みの人が悔やむほどカッコいい特別仕様車が新たに追加された。しかもそのルーツはトヨタとしては大チャレンジだったというが、果たして。>>

トヨタ RAV4 アドベンチャーオフロードパッケージ

ホイールに注目! 専用パーツが超カッコいい

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ご存知の通りRAV4はガソリン/ハイブリッドの2本立てだが、新たに追加となったのはガソリンで大人気のアドベンチャーをベースにもっとオフロードテストを強めたモデルだ。

ノーマルはバンパー中央部がシルバー塗装されているが、こちらはブラックに変更

まずノーマルモデルと大きく異なるのがグレー塗装された前後バンパー。さらに北米トヨタでオプション設定されているルーフレールやサスペンションを装着する。さらに足もとはオールテレインタイヤを履くなど、かなり本気の内容なのだ。

ホイールも専用デザインのうえ、マットブラック塗装とオフ感を演出

赤の挿し色がポイントのシートやインパネ、専用エンブレムなど、車内も特別感満載。それでいて346万円とベースのアドベンチャーが331万円のため、わずか15万円アップと考えればかなり安い価格設定にも注目だ。

通常オレンジ塗装のカップホルダーまわり、センターオープントレイをレッドに。さらにシートステッチや専用エンブレムが備わる

ちなみにパーツ単体でも販売は現状考えておらず、しばらくはこの特別仕様車のみの設定だという。可能ならば既存オーナー車にも装着できればいいのだが。

もっというとアドベンチャー オフロードパッケージは日本市場にはオプション設定されていない赤のサスペンションを装着しており、車高が10mmアップされている。まったく同じ商品は設定されていないものの、日本市場には黄色のサスをラインアップしており、こちらも車高10mmアップとなる。ちなみに価格は13万2000円だ。

大変革!工場の発案で製品化へ

これまでトヨタは特別仕様車を設定する際にメーカー主導という場合が多かったのだが、このクルマに限っては工場から提案があり、製品化に至ったのだという。詳しくは2020年11月16日にお伝えするが、トヨタは企業として大きな変革期にあるのだ。このクルマはその第一弾というワケ

早速このグレードも人気を集めているが、今後トヨタはこんな魅力的な装備をてんこ盛りにしたクルマを増やしていくに違いない。今後のトヨタの動向に注目だ!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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