「2022年に笑顔で再会を」 宮古島トライアスロン、1年延期を正式発表

 【宮古島】全日本トライアスロン宮古島大会実行委員会(会長・下地敏彦宮古島市長)は9日、市役所で会見を開き、来年4月に開催予定の第37回大会の1年延期を正式に発表した。新型コロナウイルスの収束が見込めない中、参加者やボランティアなどの安心、安全確保が困難と判断した。第37回大会は2022年4月開催の方向で検討する。

 下地市長は「なんとか開催できないか模索したが、感染防止のルールを守って開催するのは不可能と判断した。心待ちにしていた皆さんにはご理解いただきたい。2022年の大会で、笑顔で再会できることを願っている」と話した。

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