佐久間由衣、上野樹里と山口智子との初共演に「今回の現場は宝物」

フジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9:00)の11月16日報道・第3話に、佐久間由衣がゲスト出演する。

本作は、上野樹里主演で法医学者と刑事という異色の父娘を描いた「監察医 朝顔」の続編。“月9”初の2クール放送で、さまざまな事件と遺体を扱いながら、東日本大震災と母の死に朝顔がより深く向き合っていく。前作同様、主人公で法医学者の万木朝顔を上野、朝顔の父でベテラン刑事の万木平を時任三郎、朝顔の夫で刑事の桑原真也を風間俊介、一人娘のつぐみを加藤柚凪が演じる。前作のラストで、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れることができた朝顔。その翌年の春から物語はスタートする。今作では東日本大震災以外の大規模災害にも目を向け、朝顔を通して被災した土地の“今”に、より具体的に迫る。

第3話は、神奈川県と山梨県の県境にある小さな倉庫で、遺体が発見されたことからスタート。検視官の丸屋大作(杉本哲太)から電話があり、遺体の発見現場へ向かう朝顔。遺体はタキシードに蝶ネクタイの姿で完全にミイラ化をしていた。そのため年齢も死亡時期も特定が困難で、さらに現場からは身元確認できるものは何も見つからない。しかし、遺体が着ているタキシードと蝶ネクタイが、神奈川県警が20年前から追っている指名手配犯が着ていたものと同型だと分かる。

佐久間が演じるのは、遺体の人物と生前に深い関わりのあった吉野佳奈。佳奈は真実をめぐるキーパーソンとして、朝顔たちの前に現れる。佐久間は「とても身に余る思いでした。というのも、私は『監察医 朝顔』第1シーズンの大大、大ファンで、どんな形でも関わりたかったなぁとひっそりと夢見ていました」と参加できる喜びを明かす。

上野や山口との初共演には「上野樹里さんの作品を追いかけ続けて、ずっと見させていただいていました。山口智子さんも、物心ついた頃からドラマで拝見させていただいていましたし、自分がこの世界に入ってから、偉大さをあらためて感じています。そんなお二人とご一緒できた今回の現場は宝物でした」と感激。

そして「撮影は今年の夏にしていて、やっと届けられるという気持ちです。大好きな作品に飛び込む気持ちと、いろいろなことが変化した状況下の中と、どちらの緊張感も感じながらドキドキしながら作品に挑みました。とても温かい話になっているかと思いますので、ぜひ『監察医 朝顔』の世界観に存在する佳奈という役柄を、ドラマを通して見届けてもらえたらと思います」と語っている。

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