障害者施設職員が入所者を膝蹴り、あばら骨折る 「感情抑えられず」京都市で虐待

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京都市

 京都市西京区の障害者支援施設・市洛西ふれあいの里更生園で9月、20代の男性職員が入所者の50代男性の脇腹を蹴り、あばら骨を折る大けがを負わせていたことが11日分かった。市は虐待事案として認定し、運営する社会福祉法人「京都総合福祉協会」は男性職員を懲戒解雇した。

 市や同法人によると、9月26日夕方、入所者の男性と別の入所者との間で小競り合いが発生。仲裁に入ろうとした職員が男性を横倒しにした上で、左脇腹を膝で蹴ったという。男性は左あばら骨を折り、病院で全治1カ月と診断された。後遺症はなく、同園で普段通り生活しているという。

 同園は市の指定管理施設。市は同園からの報告を受け、聞き取りや防犯カメラの確認などの調査を行い、10月23日付で虐待事案として認定した。同法人は職員を懲戒解雇、施設長ら3人を減給処分としている。職員は行為を認め「どうしても感情が抑えられなかった」と話しているという。

 同法人は「虐待事案が起きたことを深く反省し、全力で再発防止に努めていきたい」としている。