電動バイクMotoEの2021年暫定カレンダー発表。ヨーロッパで全6大会7レース開催

 FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は11月10日、開催3年目となる『FIM Enel MotoE World Cup』(MotoE)の2021年暫定カレンダーを発表した。

 2019年から開催がスタートした電動バイクのチャンピオンシップであるMotoEは、ロードレース世界選手権MotoGPとの併催でヨーロッパを中心に開催されている。

 マシンはイタリアの電動バイクメーカー、Energica Motor Company(エネルジカ・モーターカンパニー)のスーパーバイク『Energica Ego Corsa(エネルジカ・エゴ・コルセ)』のワンメイクで、タイヤサプライヤーはミシュラン、オフィシャルスマートチャージングパートナーはエネル、オフィシャルデーターアクイジションはデロルトが担当している。

2020年のMotoEチャンピオン、ジョルディ・トーレス(ポンス・レーシング40)

 開催初年度の2019年は4大会6レース、2020年は5大会7レースが開催されたが、2021年は全6大会7レースが予定されている。

 開幕戦はヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト、2戦目はル・マン-ブガッティ・サーキット。3戦目と4戦目は初開催であり、カタロニア・サーキットとTT・サーキット・アッセン。5戦目はレッドブル・リンクで、最終戦はミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで2レースが開催される。

 2021年シーズンのMotoEシリーズ暫定カレンダーは以下の通り。

■2021年MotoGP暫定カレンダー(2020年11月10日発表時点)

グランプリ サーキット 決勝レース日

スペイン ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト 5月2日

フランス ル・マン-ブガッティ・サーキット 5月16日

カタルーニャ カタロニア・サーキット 6月6日

オランダ TT・サーキット・アッセン 6月27日

オーストリア レッドブル・リンク 8月15日

サンマリノ ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ 9月18日

サンマリノ ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ 9月19日

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