東西南北

©Nikkey Shimbun

 ボルソナロ大統領に「政界のミック・ジャガー」という、ありがたくないあだ名がつけられはじめている。世界的なロックスター、ミック・ジャガーはサッカーのW杯で応援するチームがことごとく負けるジンクスで有名。それに似ているというのだ。ボルソナロ大統領もここまで、アルゼンチン、ボリビア、ベネズエラ、イスラエル、イタリア、そして米国と、自分が推した政治家たちがことごとく選挙で敗れている。そこに加えて、15日の全国市長選でも、サンパウロ市のルッソマノ氏、リオのクリヴェラ氏が共に劣勢であるほか、他の市でも世論調査は芳しくない。市長選の結果次第では、この呼び名がさらについて回ることになりそうだが、果たして一矢報いることはできるか。
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 8日未明、サンパウロ市ピニェイロスで自転車愛好家の女性マリーナ・コーレル・ハルコット(28)さんが自転車で走行中、ひき逃げされて死亡して、波紋を呼んだ。というのも、会社経営者のジョゼ・マリア・デ・コスタ容疑者(33)が弁護士に連れられて警察に10日出頭したが、警察からの飲酒運転やスピード違反などの質問に何も答えることなく、釈放されたからだ。警察は一時逮捕も検討したが、選挙法により、市長選の投票が終わるまで逮捕ができなかった。
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 南米サッカー協会は、現在開催中のリベルタドーレス杯の決勝戦に関し、来年の1月30日にリオ市のマラカナン・スタジアムで行うことを決めた。前回大会から、決勝戦は協会側が決めた会場で1試合のみの開催となっているが、2連覇を狙いたいフラメンゴにとっては有利な展開に。しかも、観客を入れる可能性もあるというからなおさらだ。