【第2四半期】サンドラッグ、4~9月は売上高-0.1%、営業利益-0.7%

【2020.11.12配信】サンドラッグは2021年3月期 第2四半期決算を公表した。それによると、4~9月の業績は、売上高が前年同期比-0.1%、営業利益が同-0.7%などだった。

サンドラッグの2021年3月期 第2四半期決算績(2020年4月1日~2020年9月30日)は、売上高3164億5900万円(前年同期比-0.1%)、 営業利益196億7100万円(-0.7%)、経常利益 201億1000万円(+ 0.1%)、 純利益134億7800万円(-0.4%)だった。

セグメント別業績では、「ドラッグストア事業」は売上高は2102億4600万円(前年同期比-5.1%)、営業利益135億4600万円(同-11.0%)だった。
マスク・消毒液などの感染症予防対策商品や食料品・日用品などの巣ごもり消費需要の増加により郊外店舗は順調に推移。一方、インバウンド需要の消失、在宅勤務や外出自粛などライフスタイルの変化による駅前店舗の客数減少、夏場の天候不順による季節商品の不振、また、昨年の消費税増税前の駆込み特需の反動減などにより、売上高が前年同期を下回った。経費面では、チラシなどの販売促進自粛、キャッシュレス決済拡大やセミセルフレジ導入の推進など生産性向上を図り、経費削減に努めた。
ドラッグストア事業の出店は、14店舗を新規出店し、32店舗を改装したほか、5店舗(フラン
チャイズ3店舗を含む)を閉店し活性化を図った。

「ディスカウントストア事業」は、売上高1,275億3800万円(前年同期比+10.2%)、営業利益は61億3500万円(同+33.8%)となり、増収・増益となった。
昨年の消費増税前駆け込み特需の反動減はあったものの、ドラッグストア事業同様、マスク・消毒液などの感染症予防対策商品や巣ごもり消費による食料品・日用品などの需要が大幅に増加し、大型店舗(生鮮食料品取扱い店舗)を中心に好調に推移したことなどにより売上高が前年同期を上回った。経費面では、ドラッグストア事業同様、チラシなどの販売促進自粛、キャッシュレス決済拡大やセミセルフレジ導入の推進など生産性向上を図り、経費削減に努めた。
ディスカウントストア事業の出店は、9店舗を新規出店し、6店舗を改装したほか、1店舗を
閉店し活性化を図った。

なお、足元の業績から計画を上回ることが見込まれるとして、通期業績予想を上方修正している。

【業績予想修正】サンドラッグ、通期を上方修正。修正幅は売上高+1.1%、営業利益+13.5%

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