「同性婚など憲法違反の実現が狙い」と春日部市議…性的少数者団体、謝罪求めるも市議応じず 議長はおわび

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性的少数者への発言、謝罪せず

 埼玉県春日部市の井上英治市議(無所属)の9月議会での発言にLGBTなどの性的少数者の支援団体が「差別的な発言」と謝罪と発言の撤回を求めていた問題で、井上氏は11日、市役所で記者団に「撤廃も謝罪もしない」と述べた。

 井上氏は9月議会で、パートナーシップ制度導入に向けた請願に「春日部市に存在しない差別」「同性婚など憲法違反の実現が狙い」などと発言。支援団体レインボーさいたまの会が「偏見に基づく差別的な発言」と謝罪と撤回を求めていた。

 井上氏はこの日、「LGBTの人たちに差別はまったくしていない。婚姻は男女異性間のものでパートナーシップや同性婚より優位性がある。議会は反社会的でない意見ならば自由に賛否を述べる場だ」などと持論を述べた。

 発言を巡り、市議会の佐藤一議長は10月30日、「不快な思いをされた方々に深くおわびします」とコメントを公表していた。